緊急!!犬の預かりさんを募集します。

飼い主が自宅に戻って来れなくなり、犬が家に取り残されていると

弁護士先生から相談が入りました。

７月３日は35℃を超える猛暑日でした。

話しを聞くと飼い主が帰ってこなくなり8日目

身内に連絡してもつながらないそうです。

どうにかできる出来ないではなくて

とにかく、家の外にいても室内であっても緊急事態です。

飼い主は3日分の水とご飯は用意しておいたそうです。

エサやりだけでも行かなければと返事しました。

法の壁が阻み、手続きを踏まなければ

場所さえ私たちはわかりません。

弁護士先生は、

愛媛県動物愛護センター

松山市動物愛護センターに連絡相談しましたが

出来ませんとの返事だったそうです。

懸命に手続きをして下さり

(こんなことは異例)

弁護士先生自身が駆け回り、

その日の20時10分に待ち合わせまでこぎつけてくださいました。

私も、弁護士先生も、もしかしたら・・・と言う思いを

何とか打ち消しながら熱中症で倒れていた場合の

応急処置出来る物を持参して現場に向かいました。

どの家かわからず、2人で10分くらい迷ったでしょうか？

此処だと見つけ、私は室外機を見ましたが動いていませんでした。

弁護士先生がインターホンを押すと、犬が吠えたのです。

2人して生きてたぁ～と私は緊張していたから足から崩れ落ちそうでした。

弁護士先生がビデオを撮りながら

家に入らせていただきました。

勿論、真っ暗でしたが、スイッチを探し犬が飛び出してこないように

慎重に入ると、犬は狭いサークルの中に居ました。

室内は締め切り、汗が噴き出してきます。

夜でこの温度・・・

日中の温度の中よくぞ生き抜いてくれました。

クーラーをかけ、室温を少しでも下げます。

久しぶりに現れた人に犬は喜び飛び跳ね歓声をあげています。

水を見ると、ペットボトルの水が減ったら出て来るタイプだったのが

幸いしたのか、この日の夜の分まではありました。

ご飯を早速入れるとあっという間に完食

補充しましたが、どんどん食べるため

一気に食べさせてお腹を壊すといけないので一旦ストップ

水も入れ直しセットしました。

排泄物も処理し、新しいペットシーツを敷きなおしたら

気持ちよさそうにその上でくつろぐ姿

排泄で汚れていたのがよほど辛かったようでした。

日数に比べて排泄物が少なかったのは

勿論、食べれていない事も関係しているでしょうが

自身も食べていたのでしょう

この日は自宅に入り、エサやりの許可が取れているだけで

連れて帰る事も、散歩をすることも出来ません。

そこで、皆様にお願いがあります。

弁護士先生は動いてくださっています。

引き出す手続きをするにあたり

預かりさんを急募します。

預かり先が無ければ、引き出すことが出来ません。

どうかご協力お願いいたします。

(申し訳ありませんが、今後の事もありますので中予地区にお住まいの方を希望させてください)

実は、室内には、メダカもいました。

餌を上げたかったけれど、犬の世話の許可しかとっていないからと

手出しが出来ませんでした。

法律は人間軸で当然考えられています。

通常弁護士先生は、身内と連絡が取れなかったで終わる業務を

忙しい中、夜遅くまで走り回り何とかしたいと言う思いだけで

動かれていました。

私は先生を信頼し

勇気ある行動を後悔させぬように

迷惑がかからぬよう

自分の正義論で暴走しないよう

言われた通りに行動しようと考えています。

それは、先生が本当にここまですべきかどうか悩みながらされている姿に

やっぱりしなければ良かったとならないように

次に続くように、

そして周りの行政の対応・連携も変わって行くようになることを願って

立場上複雑な事があるのは専門知識が無くとも

想像することは容易です。

引き出すまでは、私と弁護士先生時間を合わせて2人で室内に入り

お世話をすることになりました。

共に、仕事を持っていますので、予定を合わせて通う事はけして楽ではありません。

それでも、動いて下さっている先生に感謝したいです。

見てわかる範囲の犬の様子

ミニチュアダックスフンド風　mix犬かも？

オス

未去勢

人懐っこい

2歳程度(飼い主情報)

預かりさん募集します。

ご協力お願いいたします。

一応、メダカの他に動物はいないかどうか問い合わせてもらうのと

メダカも一緒に飼い主放棄してもらえないか

(このままだと死んでしまう)

お願いはしました。

*写真を撮る前に排泄を片づけたり、ご飯の用意を優先してしまいその後の写真になっています。

*犬の写真撮影・掲載は許可を頂いています。