交通事故に遭った悠(ゆう)君へのご協力のお願い | 認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会ブログ

交通事故に遭った悠(ゆう)君へのご協力のお願い

悠(ゆう)♂は1月の終わりの凍てつく夜、

自宅近くのあぜ道の脇にうずくまっていたところを仕事帰りの主人が見つけました。

近寄っても逃げず、おかしいと思いさらに近寄ると足を引きずって逃げようとしました。
一瞬で事故に遭ったことが分かったそうです。
連絡を受け、急いで保護して病院に駆け込みました。



悠の尻尾は根元がえぐれ、肉や骨が見えていました。
(写真は控えます)


エコー、レントゲン、血液検査、様々な検査をした結果

骨盤の粉砕骨折、そして白血病と言う診断結果
右側の骨盤は無惨に押しつぶれされていました。

事故だろうということでしたが、

はねられたというよりは止まっていた車が動き出して逃げるのが間に合わず、

下半身辺りにタイヤが乗り骨盤が折れ、

その時に尻尾も巻き込まれ、

えぐれたのではないかということでした。

まだ、1歳未満♂の子猫でした。



先生は私がたくさんの猫を保護していることを知っていたので、

これからどうしますか?と聞いてこられました。

骨盤骨折の手術をしても白血病なので、

感染したらリンパ腫などを発症して5年以内に亡くなる可能性が高い。
高額な手術をしても長く生きられないかもしれない。
骨盤を骨折しているので、

尿道が断裂していたら自分で排尿排便も出来ないかもしれない。
それでもいいですか?
楽にさせてあげることも選択肢の一つかもしれない…。

先生の言葉を聞きながら、頭が真っ白になり、

心臓がドキドキしてきました。



その時聞こえてきたのが、悠のシャーっという声でした。
痛み、恐怖、不安、を抱えながら傷だらけの小さな身体で一生懸命叫んでいました。

そんな姿を見て、楽にさせるという選択肢は私の頭の中から消えました。

例え短命でも、例え自分でトイレが出来なくても、

今、一生懸命叫んでいる悠を助けたい。



幸いなことに内臓には損傷がなく、尿道も断裂していなかったので、

自分でトイレが出来る可能性も十分ありました。

白血病があっても私の周りで10年以上生きたという子もいるし、

もしかしたらまだ子猫なので、陰転する可能性もある。
いろんな希望が出て来ました。

先生も、私の気持ちを汲んで下さり、手術に踏み切ることになりました。


骨盤骨折の手術は骨折してから時間が経つに伴い、

骨が硬く開かなくなっていき、手術が難しくなります。
プレートも入れにくくなり、最悪の場合、便が通らなくなり、

排便が出来なくなることもあります。

手術の予定はいっぱいでしたが、一刻を争うので、

診療が終わった後に予定を汲んでくださり、

5時間に及ぶ大手術が行われました。




次の日会いに行った悠の下半身は大きく浮腫み、腫れ上がっていました。
綺麗な長い尻尾は根元から断尾、骨盤は粉砕してて、欠片が体内から見つかり、

修復するためにたくさんのプレートが入れられていました。
それでも、長い手術に耐え、何とか命を取り留めました。

私自身、昨年から事故や病気の子を保護して手術することが続いており、

その都度自分で何とか頑張ってきましたが、もう余力がなく、

今回の手術にも検査等と合わせて28万円程かかりました。
今後も術後の検査に費用がかかってきます。
少しでもご支援いただけると、有難いと思い今回ご寄付を募らせていただきました。

小さな体で一生懸命頑張っている悠にどうかご協力宜しくお願いいたします。

 

 

 

ご支援いただける方は

悠君募金としてお振込みよろしくお願いいたします。

振込名の後にユウと入れて頂ければと思います。

 

 

*銀行振り込みの場合、通帳には名前だけで住所が記載されません。

領収書が必要な方は、必ずメール等でお知らせください。

当会は認定NPO法人の為、ご寄付者は寄付金控除が受けられます。

詳しくはこちら下差し

No.1263 認定NPO法人に寄附をしたとき|国税庁 (nta.go.jp)

 

*もしも、28万円に寄付金額が達しましたら、その時点で募金はストップさせていただきます。

 

現在の悠君の様子は少し後になりますがアップします。