大洲の避難所へ(1)
避難ペットの情報が全く入ってこないので、見に行くしかない・・・と思っていたところ、
当会理事のAさんが東雲大学のボランティア生徒さんを大洲に迎えに行くと言うので、
連れて行ってもらう事にしました。
車に詰め込んだペット用品と水
スポーツドリンクを冷蔵庫にいっぱい冷やしました。
タロー家の何も入っていない冷蔵庫だからこんなに入れて冷やす事が出来る(笑)
Aさんの車に載せ替えます。
まずは大洲青年の家に生徒さんを迎えに行きました。
洗濯機シャワーはありがたいですね。
次に、いつもお世話になっているSふとん店さんに、ペットフードと水を届けました。
Sさん宅には知り合いの犬猫を預かっていてもう満員ですと笑っていました。
大洲小学校に被災犬がいるらしいと言うので行ってみましたが、
ここは避難所にもなっていなくて運動部の生徒さんたちが練習をしていました。
正確な情報を!と大洲市役所の危機管理課で、
市内の避難所リストをいただきました。
一番大きな総合福祉センターは、ボランティアの受付窓口になっているので
駐車場は車でいっぱい!!
ボランティア希望者が200名位の列を作っていました。
松山市の学生ボランティアさんたちのようです。
こちらの受付で職員さんから猫の情報を得て、別の避難所へ
福祉センターは大きいのにペットの避難はなかったそうです。
隣りのマンションも水害に遭ったようで、駐車場に家具が出されていました。
いました!いました!!
真っ白い人懐っこい猫ちゃん。名前は「シロ」
フードと猫砂、キャリーケースをプレゼント
キャリーケースを置くと、まっしぐらにケースの中へ・・・(笑)
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シロちゃん、気に入ってくれたようです。
早速トイレを作って猫砂を入れました。
飼い主さんにも大変喜んでいただきました。
奥さんが歩けなくて車イス生活だそうです。
水害の時は奥さんを助けるのが精一杯で、シロは残しての避難。
水が引いた家を見て、もうシロは駄目だろう・・・と思ったそうです。
畳は立っているし、家具はメチャメチャですから・・・。
それでも、「シロ!シロ!」と呼ぶと瓦礫の中からシロが現れ、
飼い主さんの体にパニックで駆け上がってきたそうです。
良かったね、シロちゃん!ホント良かった!!
今は避難所に一緒に入れて幸せですが・・・
やはり「猫は入れるな!!」という反対の声もあるそうです。
帰る家のないシロちゃんと飼い主さんの今後が心配ですが、
「何か困った事があれば連絡して下さい」と電話番号を残して帰りました。
理事のAさんと学生ボランティアさん2名は、子供教育のボラさんですので、児童館や保育所を回りました。
そこで一人で寄付物資の振り分けをしている方がいて、急遽お手伝いをする事にしました。
足の踏み場もなかった子供服の山が、4名のパワーで1時間で片付けれました。
男女別、サイズ別、上・下別
結構この振り分けが大変で、暑かったぁぁ・・・
Before
こんなにたくさんの子供服・・・
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After
「すみません、すみません、ありがとう!!」と職員さんに何度も頭を下げていただきました。
困っている人を見ると、放っておけない4名でした・・・
大洲の避難所へ(2)に続く・・・
西日本豪雨災害関連当会ブログ