今「新しい時代の子育て」に注目が集まっているようです。
よく巷で言われるのは、時代はどんどん変わっているのに、教育のやり方は
昭和の頃と何も変わっていないということです。
日本の学校教育は明治維新に制度化されたのですが、当初は国民に学問を与えて国を
豊かにし、兵力も強化して他国と渡り合える国にしようと、そんな目的があったわけです。
この発想がいまだに残っているということなのでしょう。
いうなれば「富国強兵」のための教育!!
そこには個人の自律とか、多様性みたいな考え方が優先されている空気が感じられない。
しかし今は、国が豊かさだけを追求すればいいという時代ではなくなった。
また今の時代は多様性が求められる時代に変化しているのです。
ではどうすればいいのか?
「自律的に考える子どもたちを育てる」ということ
自律とは、「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する」ということです。
AIをはじめとする科学技術が進展し、経済構造が大きく変化した現在、これまでの常識が
通用しなくなっています。
だからこそ、今まで以上に自ら考えて行動のできる人が求められるようになっているのです。
ところが、これまでの日本の教育は、自律を育むどころか、逆のことをしていました。
問題が起きたときに、誰かのせいにしてしまっていては、自ら考えることはできません。
「自分ごと」として考えなくてはならないのです。
世間を見渡してみても、誰かのせいにしまくっているのではないでしょうか?
給料が上がらないのは会社が悪いとか、景気が悪いのは政治が悪いんだとか
人ごとのように話したりしていますよね・・・
自分自身も反省しながら、もう一度どうすればいいのかを考えてみたいと思います。
ではまた・・・