塩尻でも有名な蕎麦屋の一つのこちら(`・ω・´)
The蕎麦といった感じの間違いない蕎麦を楽しませてくれる。
 
車でないとちょっと行くのは面倒かもしれないし、
地元の人曰く、だいたい混んでるらしいので、
この日のようにランチタイムを避けた方がよいのかも(´・ω・`)カモ??
 
※読者のお嬢さんから歩いて行けるとのお話があって、
調べてみたら塩尻駅から583mなのね(´・ω・`)イガイト
往復1kmなら全然歩けるね。
車社会の人は家を出る時はどこに行くときも車だが。
 
さて、ワイナリーフェスタ翌日で、
恐ろしい二日酔いの僕であるが、
帰る前に蕎麦を食わずに帰れるか(`・ω・´)
ということでこちらへ。
 
早い時間だったのですんなり入れました(`・ω・´)ヤッタ-
 
そういえば、蕎麦って江戸前期以前くらいまでは、
味噌でタレを作ってたし、今のような麵ではなく、
そばがき的なすいとんみたいな食べ方や粥のように食べるのが主流だったそうだ。
土地が痩せ気味の地域で(なるべく食べたくない)保存食的側面もあったらしい。
なので、今でも切らない蕎麦を食べる地域では、
切った蕎麦を区別するために「そばぎり」という名前を使ったりすることがあるんだね(´・ω・`)ヘー
 
ではそろそろ蕎麦蕎麦(`・ω・´)ソバー
 
「高ぼっち」更科・挽きぐるみ・田舎、の盛り合わせ。1620
 
やっくるは一番人気というこちらをいただきました爆  笑キラキラ
 
普通の蕎麦が1000円で、大盛がプラス500円の設定なのだけど、
こちらの高ぼっちは量的に普通の盛りよりも多く、
大盛に相当するのではないかと思うと、
色々な味が楽しめるので一番お得感があるかもしれないね(`・ω・´)
 
それぞれの蕎麦はメニューから説明文を引用しておきます。
いつものごとくメニュー写真も最後につけておくので参考にどうぞ(`・ω・´)シンセツ
 
更科1080
そばの実の芯の粉のみで打ったそばです。
お店によっては、御前そばの名称で出されています。
真っ白いそばのほのかな香り、
上品な甘みをお楽しみください。


挽きぐるみ1080
大きさの異なる全ての玄そばを丸抜きし、石臼で挽きました。
独特の食感、甘みを楽しむことができます。


田舎1080
そばの実の外層部の粉を主体に打ったそばです。
その香りをお楽しみください。
 
 
やっくるから一口ずつもらって食べた感想としては、
 
更科:厳選に厳選を重ねた蕎麦の中心核という印象。
まるで大切に磨かれた宝石のようだ(´・ω・`)シランガナ
 
挽きぐるみ:王道的な蕎麦という印象。
万人受けする蕎麦なので通ってたらここに落ち着くかもしれない。
 
田舎:田舎らしい蕎麦蕎麦しい味わいという印象。
田舎系の太い蕎麦がお好きなお嬢さんにはばっちり(`・ω・´)
 
ちなみに、こちらが挽きぐるみの普通の盛り。
 
こちらが更科。

 
 
ほら、ほぼ白なんだけど、小麦じゃなくて、蕎麦の実の中心部分。
歯ごたえは蕎麦で、ほんのり蕎麦の香りもするし、
食べやすくて一瞬で食べきってしまう(`・ω・´)

 
 
 
蕎麦湯がすごく濃厚ニコニコラブラブ
 
今ではチェーンでも蕎麦湯はもらえるけど、
ここまで濃いのはちゃんとした蕎麦屋でも珍しい。
 
え!?ゆで汁を飲むなんて恥ずかしい!
と彼氏に突っかかるお嬢さんがいるそうですが、
都市伝説だと思いたい(´・ω・`)
 
 
そういえば、こちらのお店は、蕎麦を注文すると?
自動的に竹輪の磯部揚げがいただけます。
 
それから、レタスときゅうりの浅漬け。
レタス、漬けるのうまいやん(`・ω・´)
 
あと、こちらのイモ。
煮たイモです!!(`・ω・´)
 
確かに、蕎麦だけでは少々物足りない感じの量なのだが、
自動的にいただけるこの前菜的な3品で、割といい感じになるね。
 
 
以下、メニュー。
 
 
 
 
店内はこちら。
 
外観。
 
いや、ほぼ、一軒家なんですが、
一軒家なので部屋が2つ3つあるようで、
全体としてどれくらい広いのかよくわからなかった。
 
いつもならお手洗いのふりして店内をふらついて見学するんだけど、
この日は酷い二日酔いだったもので(´・ω・`)zzz
 
 
 
 
 
そういえば蕎麦は、
一口で食べられる分だけをつまんで、汁はちょっとだけつけて、香りごと一気に啜るのが粋、
と言われていますが、
それがいつから言われ始めたのは不明だし、
そうすべきだという人が現れたのがいつなのかも不明なのだそうです。
(古い文献をあちこち調べた人がいたんだけどどこにも書いてなくて口伝らしい)
 
思えば、歴史的に見ても
蕎麦を切る食べ方が広まったのも江戸の中期くらいだし、
そもそもが歴史ある伝統的な食べ方じゃないんですよね(´・ω・`)
(そういえばそば切りの発祥の地と言われている1つが長野付近なんだよね)
 
ただ個人的には、
一気にすすらないと口の周りに汁がつくし、
長いものを何度も箸で口に押し込むのは見栄えがよくないし、
空気と一緒に食べ物を口に入れた方が美味しいのは当然だし、
粋と呼ばれている食べ方は理にかなっていると思っている。
 
まあ一部の愛好家のように「啜るべき」だとは言わないし、
欧米を見習って「すするのはやめろ!」というのは論外だし、
あらゆる食べ物を取り込んできた包容力ある食文化な和食なんだから、
好きに食えよ、というのが正解だと思うんですけどねぇ(´・ω・`)
 
とんかつだってメンチカツだって肉じゃがだってロメスパだってカレーだって原型は外来ですしね(´・ω・`)
 
そういえば、ナンはインド人も両手で割くらしいですよ(´・ω・`)シランガナ
 
インド人といえば。
ナンって北部の一部でしか食わないということは読者のお嬢さん方はご存知と覆いますが、
なぜ日本、いや世界のインド料理屋がナンを出すのかを
説明した面白い記事があるのでぜひ読んでみてください。(リンクはこちら
ヒントは「英国」です。
 
世界史をやった人なら英国と聞くだけで全文を読まなくても想像がつくと思いますが、
言われてみるまで気づかなくて悔しかったんだよなぁ。
 
インネパ店を居酒屋使いしながら、なんでだろうなーとしか思っていなかったのが悔しい(´・ω・`)
 

そば屋しみずそば(蕎麦) / 塩尻駅
昼総合点★★★★ 4.0