さようなら。そして本当にありがとう。

この三連休にパピーGとお別れしてきました

私は盲導犬パピーウォーカーのボランティアをやってました

一歳のお誕生日おめでとう！

2～3日前から近所のお世話になった方や友人に挨拶回りに行った時は、（お別れの為にやってるんだけど）今から思えばどこか実感がなかったな。。

こともあろうに子供の運動会が雨で延期になりパピーの入学式と日にちが重なったので

我が家だけ、夜の入学式になりました。

運動会が終わった後、バタバタと荷物と詰め込んでる時は、とにかく時間に間に合わせなくっちゃ。。という気持ちで別れを惜しむ暇もなく出かけました

G も普通に車に乗り込んでいつも、みんなでお出かけしている感じ。

帰りの車には、Gだけはいないとわかっているけど、信じられない気持ち。。。

盲導犬協会で入学式を済ませ  ここ省略

職員さんがうちの首輪とリードを外し、協会のものと付け替えてる時に

もっとGに言うことがあったはずなのに……

もっとGに伝えたいことがあったはずなのに…

言葉が出てこなくて、自分でも何を言ってるかわからない内に…

Gも『何だ？新しいリード？』

って興味津々な内に、あっという間に出て行ってしまいました（涙）

本当にあっという間のさよならでした😭😭😭

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しばらくは、気持ちの整理がつかなくて

悲しいとか感じる前に勝手に涙が流れてきました。

涙って『泣こう』と思ってなくても勝手に流れてくるもんなんだな…と思いました

の割りには私はしょっ中、泣いています

いて当たり前と思っていた大切な存在が急にいなくなると本当に辛いです

Gが私達の生活にあまりにも溶け込んでいたので、

バッタを見ても

Gがどんな風にバッタに反応して捕まえようとしてる姿が目に浮かんだり

掃除をしていたら、家具の下から落ちていたフードが出てきて

あぁ、フード見つけてすごい大喜びで飛び出してくるだろうなぁ。。

と思い出したり

トイレ掃除をしていた時、側に来て不思議そうにその様子を見つめていた姿とか

夜寝ていた時に『おやすみ』って声をかけたら、うっすら目を開けてこっちを見上げた、その顔…

夜7時になったら、

『あっ！ご飯（フード）あげる時間だよー』

って家族間で声をかけていたこと。

夜7時になったら、反応してしまう…

いろんな姿が目に浮かんで今、現実ここにいないことが辛いのと

でも、少ーしずつ、そんな大切な記憶も薄れていくだろうの怖さ

の中で今はしんみりとしています。

同じパピーウォーカーを何回もやってきた

経験者仲間からは

『ゆっくりでいいよ』

『気持ちの整理がつかないのは当たり前だよ』

と言って下さったり

私のブログを読んでくださってる方から

優しいお心遣いのLINEをくださったり

返すことはできないけど、本当に何とも感謝です

『そんなにお別れが辛いのに、どうしてパピーウォーカーやるの？？』

と聞かれたことがあります。

私にも、正直何でなんだろ？？

わかりません

勢いでやっちゃったもんなんで…

私の別名『弾刻ミサイル』です

でも、やらなきゃ良かった  とは全く思いません

パピーGは、私達家族に

笑いと暖かさと、時には『ひぇ～～』と悲鳴と癒しを持ってきてくれました。

私に大切なこと（そのままの存在で、大丈夫だよ～愛されてるよ～）

を教えてくれました

やってみてからこそ！の感動がありました。

今は、じんわり涙したり、悲しい気持ちですが

沢山泣いたら、きっと後々

パピーGと過ごした10か月という時間は、私達にとって、かけがえのない宝物だったなぁ

と思える日が来ると思います

そうして、沢山笑ったり、沢山泣いたり、一生懸命向き合った私の人生も、かけがいのない素晴らしいものだなぁ

と思える日が来るような気がします

体重計るのもひと苦労でも楽しい時間だったなぁ