オカダ・カズチカvs棚橋弘至(IWGPヘビー級選手権試合) | デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー)

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会場に行って声援を送りたくなるような、またDVDやYou Tubeで見たくなるような内容を書けるよう地道に努力していこうかな、いや、無理だな。


まっ、適当なやつなんで批判しないで見てね。

新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」

2013.10.14 東京・両国国技館 観衆9000人(超満員札止め)












デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー)
9.IWGPヘビー級選手権試合(60分1本勝負)

<王者(CHAOS)>○オカダ・カズチカvs棚橋弘至×<挑戦者>

[35分17秒 レインメーカー→片エビ固め]

※第59代王者が5度目の防衛に成功。

評価:★★★★★★★★★☆

寸表:NEW BEGINNING、DOMINION、WRESTLE KINGDOM、INVASION ATTACK、G1 CLIMAX 23、そして今回のKING OF PRO-WRESTLINGと6度目の決戦。どれも素晴らしい戦いだった!オカダvs棚橋・・・受け継げられる名勝負数え歌になぞられること間違いなしの5戦目でした。確かにこの内容だったらベストバウトだとみなから高評価受けるのは納得だな。みなさんはワールドプロレスを見ただろうか?


まず棚橋の怪我のフリ、あれには見事騙された!期待値高い両国メインで棚橋弘至が靭帯を損傷したのでは?とまで疑ったがまさかのピンピン・・・試合の流れはあれで棚橋弘至ペースになった。脚殺しよりも腕殺しが効いてオカダは技という技の威力を殺されたからね。



腕や脚を攻められ続けたオカダだったけど場外ツームストンを解禁したりなどして脳天集中攻撃で棚橋に対抗した。エースと看板を背負い続けた棚橋も並大抵ではビクともしなかったけどオカダも並大抵じゃなかった。最後はバックスライドの体制からのレインメーカーがヒット。カウンターの要領で繰り出されるアックスボンバーだからね、腕が攻められ続けても痛みを堪えて放った一発の威力は凄まじかったみたいだ。



これで棚橋のドームメインの可能性が10%以下になった。時代は動いた!ここまで高い評価レビューなのになぜ★9なのか!それは俺個人的なんだけどINVASION ATTACKの方が面白かったから!当分ないであろうオカダvs棚橋のカードだっただけに更なる濃い内容を望んだがやはりINVASION ATTACKの方が面白かったな。俺はそう思う。



試合後BULLET CLUBが登場、大満足で会場を後にしようとしたファンにとんでもないバットエンドを提供したのが”ザ・マシンガン”カール・アンダーソン!熱戦後ともあってオカダは「普通でした」と言っていたが体力は限界に近かった。そこでデヴィットがフットスタンプやアンダーソンがガンスタンを繰り出せば虫の息になる。周りを見渡してたが結構マジギレしてる人多かったな。



アンダーソンはG1をはじめとするオカダとの一騎打ちに3度敗れてる。どれも名勝負だったが今回は勝手が違う!BULLET CLUBとしてヒールと変貌を遂げたアンダーソンとは初となる一騎打ちだ。今年のG1目立ちはしなかったもののアンダーソンは中邑真輔をも壊ってるだけに実力は折り紙つき。しかも今回はアンダーソンだけでなくセコンドにいるデヴィットやファレにも注意しなければならない。



ドームメインを賭けた今年最後のIWGPヘビー級選手権試合、BULLET CLUBが勢いそのままにオカダをKOするのか?それともオカダが王者のままドームのメインを歩くのか?う~ん、大阪の熱い戦いが期待できるぜ!


フォト:32枚

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デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) ▼試合経過

現在の新日本プロレスでエースを争うオカダと棚橋が、IWGP王座を懸けて激突。オカダがレインメーカーとして凱旋して以来、両者はシングルマッチで5度対戦し、2勝2敗1分の五分。今回が完全決着戦となる。


挑戦者・棚橋が入場すると、なんとハート型をした“逸材カード”の雨が降った。一方、王者・オカダの入場では、いつものようにレインメーカードルの雨が降った。
 

ファンの大コールが交錯する中、ゴングと同時に両者が飛び出し、棚橋がいきなりドロップキック。これをオカダがかわし、すぐさま自分がドロップキックを見舞う。だが、棚橋は倒れずに脚を取り、テキサスクローバーホールドへ行く構えを見せた。


その後、棚橋がヘッドロックからショルダータックル。さらに、グラウンドでもヘッドロックを極める。そして、オカダに振りほどかれたあとも、執拗にヘッドロックで絞り上げた。



デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) だが、オカダが反対にヘッドロックで切り返し、ショルダータックルをお返し。さらに、トップロープ越えのセントーンアトミコで追い討ちをかける。


オカダの攻撃は続き、ネックブリーカー、串刺しエルボー連打。さらに、カウンターバックエルボーを浴びせるが、棚橋がオカダをキックで蹴散らす。ところが、オカダが棚橋を転落させ、棚橋は膝を押さえてうずくまってしまう。


オカダが強引に立ち上がらせても、棚橋は膝から崩れ落ちる。しかし、オカダはレッドシューズ海野レフェリーの制止を振り切り、なおも棚橋に襲い掛かる。ところが、突然棚橋が首固めを繰り出し、返された直後に低空ドロップキック。そして、足を踏み鳴らしてエアギターをかき鳴らすと、場内がブーイングに包まれた。


これでペースを掴んだ棚橋は、アームホイップからキーロック。そして、オカダの右腕をマットへ叩きつける。しかしオカダは、ドラゴンスクリューで棚橋の動きを止め、フラップジャック、低空ランニングフロントキックで追撃。そして、棚橋をコーナー最上段から場外へ転落させる。




デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) 場外戦となり、オカダが鉄柵攻撃、フロントハイキック。さらに、棚橋の両足を鉄柵に引っ掛け、場外マット上でDDTを敢行する。


次にオカダは、DDTからDIDを極める。これを棚橋が辛うじて逃れると、オカダはコーナー最上段へ。しかし、棚橋がデッドリードライブで投げ捨て、逸材ポーズを披露。



デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) エルボー合戦を挟み、棚橋がフロントハイキックをキャッチし、ドラゴンスクリュー、串刺しフライングボディアタック。さらに、オカダのドロップキックをかわして低空ドロップキックを見舞うと、腕にドラゴンスクリューを食らわせる。次に棚橋は、オカダの右腕にエルボースタンプとエルボースマッシュを交互に連打。さらに、スタンディングで腕にドラゴンスクリューを見舞い、そこへヘッドバットを連射する。


苦しくなったオカダは、串刺し攻撃をかわしてリバースネックブリーカーを狙うが、棚橋が前方回転エビ固めの要領で脱出し、次のレッドインクも回避。そして、トップロープ越しでショルダーアームブリーカーの体勢に入り、オカダの腕をトップロープに打ちつける。


だが、オカダはショートレンジフロントハイキックで追撃を断ち、リバースネックブリーカー、ヘビーレイン、ボディスラム、ダイビングエルボードロップと一気にラッシュ。




デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを繰り出すも、棚橋が両腕でブロックし、低空ドロップキックから外道クラッチ。



これをオカダが返し、いきなりレインメーカーを見舞うが、腕のダメージがたたってすぐにフォールできない。するとオカダは、レッドインクでギリギリと絞り上げるが、棚橋は辛うじて脱出。



デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) ここでオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、腕に力が入らずに失敗してしまう。すると棚橋は、エルボースタンプ、エルボースマッシュを腕に集中させ、ドラゴンスープレックスホイップ、スリングブレイドと得意技を連発。


それでもオカダは、カウンタードロップキックで棚橋をなぎ倒し、コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフロー。続けざまにコーナー最上段へのぼると、場外へ逃げたオカダにボディアタック式ハイフライフローで追撃する。



ところが、オカダが場外ツームストンパイルドライバーで逆転。深手を負った棚橋は、カウント19で辛うじてリングへ生還。


ダブルダウン状態からエルボー合戦になり、両者への大コールが交錯。そんな中、棚橋がオカダの腕にエルボースマッシュを見舞うと、オカダは棚橋の頭部にエルボースマッシュ。すると、棚橋が張り手2連発からロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックで反撃。さらに、棚橋をロープに振り、再びドロップキックを食らわせる。



デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) 続いてオカダはレインメーカーを放つが、棚橋がかわして反対にレインメーカーをさく裂させる。そして棚橋は、スタイルズクラッシュで追い討ちをかけ、オカダの背中にハイフライフローをお見舞い。その直後、オカダを仰向けにして再びハイフライフローに行くが、オカダが両膝を立ててブロック。


続いてオカダは、棚橋の後頭部にショートレンジドロップキックを浴びせ、ツームストンパイルドライバーの体勢に入る。すると、棚橋が脚をバタつかせて体勢を逆転させるが、オカダがさらに切り返して今度こそパイルドライバー。そして、レインメーカーを発射するも、棚橋が腕をキャッチしてドラゴンスープレックスを狙う。


しかし、オカダがこれを回避し、またもやレインメーカーに行く。だが、これも棚橋がかわし、腕を取って逆さ押さえ込みを仕掛ける。ところが、オカダが踏ん張って後方へ体重移動し、今度こそレインメーカーで決着をつけた。



棚橋との完全決着戦を制し、IWGPヘビー級王座5度目の防衛に成功したオカダに、認定証、各賞のトロフィー、そしてチャンピオンベルトが渡される。そして、テレビ朝日の寺川アナウンサーによる勝利者インタビューが行なわれた。
 


デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) ▼勝利者インタビュー


---見事、防衛に成功しましたオカダ選手です! まさに激闘となりました。振り返っていかがですか?


オカダ「これで激闘なんて、生ぬるいです(※大歓声)」

---ただ、再三右腕を狙われました。苦しい闘いだったのではないですか?


オカダ「苦しそうに見えましたか!? こんなの! ・・・普通です(※大拍手)」

---棚橋選手のいろんな駆け引きもありました。その件に関してはいかがですか?


オカダ「その件に関しては・・・特にありません(※大拍手)」


デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) ---外道クラッチを繰り出してきましたが、それについてはいかでしたか?


オカダ「特にありません(※大拍手)」

---五分の成績で迎えた棚橋選手、特別な相手だったのでは?


オカダ「そうですね・・・そんな感情は・・・特にありません(※大拍手)」

---周りの敵もこれからどんどんオカダ選手にむらがってくると思うのですが、そのあたりはいかがですか?


オカダ「え~、もうそろそろ僕1人でしゃべらして下さい(※大拍手)この2年間、棚橋さんと闘って、これが6戦目です。・・・・・・本当に!棚橋さん! ・・・・・・お疲れ様でした!!というわけで、あとは外道さんにしゃべってもらいます」と言い、外道へマイクアピールを引き継いだ。



デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) 外道
「次は!? 誰も出てこねぇみてぇだな、オイ? ・・・・・・レインメーカーの強さがよ、やっとわかったようだな、オイ(※大拍手)。たとえ、誰が来ようとよ!レインメーカーには勝てるヤツは1人もいねぇぞ、オイ! なぜだかわかるか、オイ?(※大歓声) ・・・・・・レベルが違うんだよ!!(※大拍手) オイ、いいか! レインメーカーがチャンピオンでいるかぎり・・・、新日本プロレスによ、カネの雨が降るぞ!(※大歓声)」




デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) ここで尾崎仁彦リングアナウンサーがオカダの名前をコールすると、キャノンで発射された金色のテープがリング上へ降り注ぐ。ところが、そこにファレに肩車されたデヴィットが現われ、リング上へのぼる。すると、アンダーソンが背後から外道に襲い掛かり、ガンスタンでKOしてしまった。



これでアンダーソン、デヴィット、ファレがオカダをいたぶり、デヴィットがダイビングフットスタンプを投下。アンダーソンがオカダがベルトを奪い黒頭巾で顔を隠され屈辱的な光景をさらされる。



デヴィット「oioi,Okada!! We are the BULLET CLUB!!And We do what we want say hello to the machingun カール・アンダーソン」



アンダーソン「This is Okada!! This is Okada!!This is IWGP」デヴィットとファレがオカダを押さえつけ、アンダーソンがガンスタンを敢行。



これには大ブーイング!!そして、オカダに馬乗りなって大声で激しく怒鳴り散らし、オカダとファンに向かってIWGP挑戦を再アピール。





デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) アンダーソン
「オカダー!!私は長い長い間待っていた。2012年G1 CLIMAXで後でちょっとで俺はG1王者になれた!なんで俺に挑戦権が回ってこないんだ?外国人に挑戦権がないのか?おい、俺にIWGPタイトルを挑戦させろオカダ!2014年のドームのメイン、IWGPヘビー級王者としてメインイベントを闘う!おいオカダよ、これが現実だ!!」



と言ってIWGPヘビーのベルトを高々と上げたアンダーソンBULLET CLUBの面々と


アンダーソンたちがようやく退場すると、オカダは田中翔の肩を借り、無残な姿で退場した。













デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) オカダ・カズチカ(CHAOS)






※大ダメージの為ノーコメント























デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー)

棚橋弘至





悔しいけど! 悲しいけど! おさらばだ、IWGP!!























デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) プリンス・デヴィット&カールアンダーソン&バッドラック・ファレ(BULLET CLUB)




アンダーソン「みんなはただの日本人でもない! 俺達はただのアメリカ人でも、ただのヨーロッパ人でも、ただのオーストラリア人でも、ただのニュージーランド人でも、アイルランド人でもイングランド人でスペイン人でもドイツ人でもない! 俺はただそのマヌケな目を開けてほしい! 俺達は、あのオカダをギブアップさせる! 日本人全員がオカダのようにマヌケでもどうでもいい! 俺達バレットクラブがなぜ新日本プロレスでナンバーワンか? その理由は、俺達だ! バットラック・ファレ、“バッドボーイ”タマ・トンガ、“マシンガン”アンダーソン、そして“リアアアアル・ロックンローラ”プリンス・デヴィットだからだ! カズチカ・オカダ、俺は必ずオマエを叩きのめす! そして俺はできる限りそのベルトを高く頭上に掲げて、俺達の仲間、バレットクラブとそれをやり遂げる! 最後の最後、リングの中央に立っているのは、この俺だ! 新日本プロレスのすべては、俺達のものだ。さぁ、新日本プロレスよ、その未来に乾杯しよう! 今夜俺が世界一のレスラーだということを、その目を見開いて、確かめろ! 目を開いてマシンガンを見るんだ! 目を開いてバレットクラブを見るんだ! 今ここに、世界一のレスラー達が揃って立っているのが見えるだろ。これが本当に、リアルなことだ! 乾杯!!(と言って、アンダーソン、デヴィット、ファレは乾杯用のビールで乾杯)トウキョースポーツはどこだ? どこいった?」



※ファレがテレ朝三上アナと野上アナを捕まえ、中央へ引きずり出し、強引にイスに座らせる。デヴィットが黒い布袋を野上アナの頭に被せる



デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー) アンダーソン「オマエ、アナウンサーだろ? 英語わかるよな?! みんなに言え!(野上アナの頭に被せられていた黒い布を取る)『カール“マシンガン”アンダーソンがオカダを叩きのめす』と。そして『バレットクラブは素晴らしいガイジンで、地球上でイチバンのレスラーだ』と! 言え!


デヴィット「(野上アナに再び黒布を被せ)バレットクラブはここにいる! バレットクラブはリアルだ」


アンダーソン「オカダに言え、オカダに伝えろ! 通訳して伝えろよ! このクソヤロー!!」


野上アナ「わかりましたが、通訳はしません! IWGPは、やはり新日本の至宝だと思っています。新日本プロレスファンをなめてもらっちゃ困ります! これが私の意見です。通訳は通訳の方に聞いてください!」