2013.8.17 東京・両国国技館 観衆8500人(超満員)
5.アイドルランバージャック4WAYマッチ(30分1本勝負)
(新田恵利推し)×高木三四郎vs(しず風&絆~KIZUNA~推し)○大石真翔vs(LinQ<深瀬智聖、高木悠未、伊藤麻希、山本彩乃、杉本ゆさ>推し)○宮本裕向vs(アップアップガールズ(仮)推し)○木高イサミ
[7分35秒 ミラクルエクスタシー&半捻りムーンサルト&ダイビングダブルニードロップ→体固め]
評価:★★★★★★☆☆☆☆
寸表:何がなんだかわからないけど伊藤麻希のヘッドバッドはインパクト大ってのがわかった。しかしあれだねー、今アイドルってメッチャ多いんだな。大石真翔が推してたLinQだっけ?名前わからないけどあの中の誰かがいつかロンハーあたりにでそうだ(笑)。試合あんま覚えてないなぁ。試合短く歌長いってのが印象でした。歌も何歌ってるかわからなかったです。スミマセン、私根っからアイドル体質じゃないんでしょうね。
フォト:32枚
正道会館の子安慎吾選手の演武パフォーマンスに続きステージに登場した大石真翔(しず風&絆~KIZUNA~推し)が「2013年、しず風&絆に会えた夏を一生忘れられないものにしてやるぜ!」とコールすると、しず風&絆~KIZUNA~のパフォーマンスがスタート。しず風&絆~KIZUNA~に与えられた公認凶器はピコピコハンマー。
続いてのLinQのパフォーマンスには推している宮本裕向も加わりダンス。LinQには公認凶器として巨大メガホンが与えられる。山里さんはメガホンで叩かれた上、伊藤麻希嬢の頭突きで悲鳴。
次は推している木高イサミ(仮)も加わってのアップアップガールズ(仮)のパフォーマンスへ。メンバーの佐保明梨嬢が特技の板割りを披露し、山里さんは明梨嬢のチョップでさらに悲鳴をあげる。さらにアプガ(仮)のメンバーには公認凶器としてハリセンが渡され、さっそく山里さんを攻撃していた。
大トリには新田恵利さんが登場し『冬のオペラグラス』を大熱唱。そこへピンクの鉢巻、ハッピを着た高木三四郎、296氏、東京女子プロレスの甲田哲也代表が加わり盛り立てる。新田さんが歌い終わったところで3人が高木を奇襲して試合スタート。
リング下に落とされた高木がアプガ(仮)のハリセン攻撃やら麻希嬢の頭突きやらで追い回される事態に。今度は高木がイサミをリング下に落とすとしず風&絆~KIZUNA~のピコピコハンマーの餌食となり、さらに顔面に水を噴きつけられる。宮本もリング下に出されると大石がケブラーダを発射。花道の高木には麻希嬢が頭突き攻撃。
リングに戻ると高木の大石へのパワーボムはイサミがカット。高木は2人まとめてバックフリップ。宮本が高木にバックドロップを決めると、水野晴子嬢(しず風&絆~KIZUNA~)の張り手から明梨嬢のチョップ、麻希嬢の頭突きが次々に炸裂。
大石のミラクルエクスタシーから宮本のバルキリースプラッシュ、イサミのダイビング・ダブルニードロップと投下して3人がカバーし勝利。
高木「ちょっと待て! 何なんだ、これは! 卑怯だぞ! 俺は負けてない! たった3回、背中がついただけだ! 俺の心は折れてない! 昭和のアイドルがオマエら平成のアイドルに負ける訳なんてねえんだよ! ねえ、新田さん!」
これを聞いた新田さんが高木にビンタ。
新田「高木さん、みっともないでしょう! 大人でしょう! 男でしょう! 潔く負けを認めなさい! こうやって若いアイドルが頑張っているんだから、みんなで盛り上げていってください!」
高木「新田さん、感動しました! オマエら、アイドル同士でいがみ合ってどうするんだよ! 俺たちアイドルファンがいがみ合ってどうするんだー! そうだろー! 先輩の素晴らしい助言もあったじゃないか! ねえ、山ちゃん」
山里「誰のファンでも関係ないでしょ。みんなが好きなんです!」
高木「オマエら、アイドル好きかー! いくぞー! 3、2、1、アイドル最高!」
高木「新田さん、今日はどうもありがとうございました!」
新田「何もできず、すいませんでした!」
高木「代々木第一以来ですよ! 代々木第一のおニャン子のコンサート以来です!」
新田「ありがとうございます。光栄でございます!」
高木「僕、大阪まで行きましたから! 新田さん! たぶん今までセコンドに付かれたことはあると思うんですが、プロレスをこんなにガッチリ生で見てどうでした?」
新田「生で見ると迫力ありますよね!」
高木「ありがとうございます!」
高木「逃げちゃダメですよ! 新田さんは公認凶器だったんですから!」
新田「そうなんですけどね…あまりに迫力あったから。」
高木「そうですよねえ。」
新田「でも3対1でよく頑張ってましたね。」
高木「負けちゃいましたけどね。すいません。」
新田「でも頑張った。」
高木「ありがとうございます。また機会がありましたらぜひプロレスのリングを盛り上げて、来ていただけますか?」
新田「今度は若い子に負けないように、私も何か技考えてきます(笑)。」
高木「ホントですか!? OKです! やりましょう。『恋のロープをほどかないで』でいってみましょうか?」
新田「懐かしい!」
高木「新田さんの新必殺技として。」
高木「天然なところです。僕、試合に負けてるのに「頑張りましたね」って。「3対1で」っていう素晴らしいコメントありがとうございました!」
296「これ(レコード)高木さんのなんですけど、サインもらっていいですか?」
高木「ナンバー4だよ、オイ! 見ろよ、マスコミ! ナンバー4だぞ、オイ! 殺しのナンバーだぞ、ナンバー4と言えば!」
新田「そうなの?」
296「これ、役得ですね。」
---試合全体としては?
高木「アイドルはすごいよ。俺らプロレス界も見習うとこいっぱいある。空前のアイドルブームで、アイドルのライブはプロレスよりもお客さん入ってるから。そこをどう捉えられるかだよね。俺らも学ぶ点いっぱいあると思うから。古くはおニャン子クラブから、今の世代のアイドルまで学ぶ点はいっぱいあると思います。なのでこれからも新田さん、教えてください。」
新田「こちらこそ、よろしくお願いします。」
高木「アイツはストーカーですね、本当に。伊藤麻希、名前覚えましたよ。うちも福岡大会がしょっちゅうやってるんで、次は福岡でリベンジしてやる。LinQ、覚えてろ!」
イサミ「緊張する、緊張するって言ってたんですけどね、緊張した分その後楽しかったですね。緊張した分というか、ダンスとかそんなにやるほうじゃないんですけど、すっごい楽しかったです。さっきもメンバーの人に言ったんですけど、これで6~7割方覚えたので、次はちゃんとライブに行って、客席で踊ってますんで。」
イサミ「ステージじゃないですね。ステージはこういう機会で一回目があったら二回目もあります。たぶん。」
古川「さらに難しい曲を選びますんで、ぜひ!」
イサミ「あとチョップがね、思いのほか効くっていう。」
佐保「今日は私、力を出し切れなくて、まだ力がありあまっちゃっているんですけど、この後、もう一試合とかないんですか?」
イサミ「この後はもうないっすね。この後はシャワー浴びて着替えていただいて、大事な物販がありますよ。行かないと。ファンの方々が待ってます。今日増えたんじゃないんですか?」
仙石みなみ「私たち戦闘的なグループなので、ちょっと今日は闘いが足りなかったので、またぜひリング上で呼んでいただいて。」
イサミ「リング上で!? 次はリング下ではなく? 上にあげろと。」
仙石「はい。ぜひ呼んでいただきたいです。闘いたいです。」
イサミ「どんどん前向きに交渉していきましょう。戦闘的にやりましょう。本当に楽しかったー。」
宮本「楽しかったです。こんな機会なかなかないし。自分らもね、ほんと深瀬智聖ちゃんと自分が幼なじみということで、こういう時に呼んでいただいて、ホント、ちーちゃんのおかげです。」
深瀬「こちらこそありがとうございます。いつか同じステージに立てればいいねってずっと言っていたんで。」
宮本「意外に早かったね。」
深瀬「意外に早く叶って! すごい嬉しいです。家族にもすごい喜んでもらえると思うし、裕向君にメンバーを引き合わせて、伊藤ちゃんもそうですけど(苦笑)、色んな繋がりができて、まさにリンクできたなって思いました。」
宮本「そういう意味だったんだね、いい名前だね。」
深瀬「プロレスはたまに見ますけど、結構小さい頃に裕向君がプロレスを見始めて、めっちゃ学校で流行って、それから気になって見ています。」
宮本「僕がデビューした時にホームページに書き込みとかしてくれたんですよ。自分はそれ見ながら嬉しいなと思いながら。(深瀬は)アクターズスクールとか通ってたから、いつかアイドルでデビューしたらいいなと思ってたら、25歳でデビューした。」
深瀬「(笑)ちょっと遅咲きなんですけど~。」
宮本「そうっすね。楽しかった?」
杉本ゆさ「はい、今日は私はお色気要員なんですけど、初めてプロレス見ました。目の前での試合は本当にヤバいですね! ワー! ワー!っていう悲鳴しか出ないです。とりあえず頑張れって。」
伊藤「余裕でした。」
---頭突きは普段はどういう所で?
伊藤「木に向かって。」
宮本「修行ですね。」
伊藤「修行っすね。」
宮本「またね、こういう機会もね、いただけたらぜひ一緒にやりたいと思います。」
深瀬「私たち九州にいるんで、九州のアイドルなんで、ほんとに今回すごいアウェイかなと思ったんですが、宮本裕向くんのおかげで、プロレスファンの方にも私達のプロレス知ってもらえたし、すごいいいきっかけになったと思うので、またぜひ一緒に。」
宮本「今度は九州に来いと。」
深瀬「ぜひぜひ九州に来たとき、また応援に行きたいと思います。」
---今日はいかがでしたか。
大石「楽しかったですね。やっぱあの好きなアイドルと一緒に入場できて、一緒に踊れて、それが両国という舞台で、レスラー冥利につきるというか、これがプロレスラー冥利なのかわからないですけど、楽しかったです。」
桜山澪「すごかった~。生で初めて見て、一回夏の魔物で場外のまこりんと高木社長がやってるの見たんですけど、ちゃんと見たのは初めてで、怖かったです。」
---まこりんの印象が変わったとかは?
しず風&絆「あんまり変わってない~!」
桜山「本番前も一番緊張してて、一番ずっとダンスの練習をしていて、大丈夫大丈夫っていいながら、自分が一番うろちょろしていました。」
---またこのような機会があれば、興行に参加したいですか?
しず風&絆「見たい~! 参加したいです!」
桜山澪「みんなで練習して技をやりたいです。リング上でかけたいです。」