2013.3.23 東京・後楽園ホール 観衆2015人(超満員札止め)
7.NEW JAPAN CUP 2013優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
後藤洋央紀vsオカダカズチカ
[23分52秒 レインメーカー→片エビ固め]
評価:★★★★★★★★☆☆
フォト:32枚
寸表:そうでしたか、オカダでしたか・・・簡単に価値は下がりませんねあなたは・・・僕はてっきり後藤選手が4度目の優勝で去年に引き続いての連覇だとばかり予想してました。
この二人のシングル、何度見てもハズレなし!後楽園、福岡、新潟、大阪、そしてこの優勝戦という舞台で再びぶつかったオカダと後藤・・・元はタッグパートナーだったよね?
それが後楽園の超満員の観客で大熱狂の渦にするなんて・・・時代の流れってのはどこでどう変わってどう畝っていくのかがわかりませんね。
なぜ評価8か?後藤が優勝しなかったのと福岡と新潟の試合の方が面白かったからです。優勝戦の名がつくならそれ以上の闘いが見たかったなぁなんていう厳しい目で見てしまう部分があったから。
去年でオカダの勢いは止まったかなと思ってた、棚橋のIWGPに敗れ、鈴木みのるにはシングルで負けてから鈴木軍にいいようにやられてるという・・・
でも簡単に沈まないんですね、金の雨は降り続いてました。棚橋、中邑、オカダの3強っていう位置づけに変更だなこりゃ・・・後藤&真壁が四天王と言われてきたが結果が出せないのならもう新日本3強に変更だ。
雪崩式牛殺しとレインメーカーを切り返すノーモーションヘッドバッドで決まったかな?とも思ったんだけど・・・オカダの耐久力にも驚かされるばかりだ。
実力も人気も本物だと思うよ、試合だって面白いんだし両国の棚橋戦・・・ドームの黄金カードが舞台を両国に変えてぶつかる・・・見ものだな。これ以上にないくらいにワクワクしてきてます。
負けた後藤はコメントブースで柴田の名前出すかと思ったんだけどまさかのノーコメント・・・
よほどこのNJCに懸けていたのに敗北したのはショックだったのか・・・と思ったら後藤さんTwitterではちゃんとつぶやいてるんですね。しかも洗濯して寝れないって・・・
そこはあれだな、悔しくて眠れないから何かやらないとっていうあれなんだろうな。
まあ恐らく両国は柴田戦が濃厚でしょう。タッグでもなんでもいいから柴田との闘いを東京で是非刺激を!!柴田とのシングルを組むからには会社もできれば後半の方で見せてもらいたい。
この結果で
▼IWGPヘビー級選手権試合
<王者>棚橋弘至vsオカダ・カズチカ<挑戦者>
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
<王者組>KUSHIDA&アレックス・シェリーvsプリンス・デヴィット&田口隆祐<挑戦者組>
▼スペシャルタッグマッチ
真壁刀義&本間朋晃vs田中将斗&高橋裕二郎
▼IWGPタッグ選手権試合
<王者組>ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.vs中邑真輔&石井智宏<挑戦者組>
▼矢野絡みvs鈴木絡み
▼後藤絡みvs柴田絡み
と4.7両国大会に向けてカードが動きだしたぞ!その前に後楽園あるか!4.5後楽園・・・シェリーとデヴィットとのタイトルマッチ・・・これが組まれりゃ・・・行くしかないのかな???
グラウンドの攻防から、後藤がショルダータックル、アームホイップ、サッカーボールキックで先制。さらに、チンロック、額へのエルボースタンプ、エルボードロップ、チンロックなどで畳み掛ける。
しかし、オカダがエルボースマッシュ連打で巻き返し、低空ランニングフロントキックで逆転。これで後藤を場外へ落とし、鉄柵を悪用して首を攻める。
リングに戻り、後藤がカウンターバックエルボーで逆襲。だが、オカダがフロントハイキックで流れを引き戻し、クロス式ネックブリーカー、クロス式ネックロック、串刺しバックエルボーなどで追い討ちをかける。
苦しくなった後藤は、追走式ラリアットで逆転に成功。そこからミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップと畳み掛ける。そして、ロープ際でラリアットを浴びせ、オカダを場外へ叩き出した。
場外戦となり、後藤が鉄柵攻撃から串刺しラリアット。さらに、リングへ戻ると、ジャーマンスープレックスホールド、PKで追撃。
しかしオカダは、フラップジャックで流れを変え、コーナー最上段に設置した後藤をドロップキックで場外へ転落させる。さらに、鉄柵攻撃、串刺しフロントハイキックで追撃すると、後藤の両脚を鉄柵に引っ掛け、場外マット上でDDTを敢行。
さらにオカダは、後藤をリングへ戻し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズ。そして、レインメーカーを狙うが、後藤に阻止されてヘビーレインへ移行。
次にオカダは、ツームストンパイルドライバーを仕掛けるが、後藤が脱出して追走式ラリアットに行く。これを先読みしたオカダがラリアットをかわし、ドロップキックを放つも、後藤が回避して時間差でラリアットを浴びせる。
ここからエルボー合戦となり、激しい応酬の末に後藤が打ち勝つ。だが、オカダがカウンタードロップキックで逆襲し、レッドインクで捕獲。これを後藤がロープへ逃れると、オカダはもう1回レッドインクを狙う。しかし、後藤が切り返して昇龍結界を極め、野武士固めに移行する。
それでもオカダが粘ると、後藤は地獄車で叩きつけ、レインメーカーをかわして牛殺しを敢行。さらに、後頭部に串刺しラリアットをヒットさせると、雪崩式牛殺しの荒技をさく裂させる。
後藤の攻勢は続き、裏昇天で追撃。そして、昇天の体勢に入るも、オカダが頭部に膝蹴りを当てて脱出。さらに、後藤の突進を受け止めると、リバースネックブリーカーで逆転に成功。
それでも後藤はラリアットを放つが、オカダが回避してドロップキックを発射。しかし、今度は後藤がかわし、後藤式を繰り出す。ところが、オカダが切り返して反対に3カウントを迫る。
続いてオカダはレインメーカーを狙うが、後藤がカウンターで顔面にヘッドバットをお見舞い。そして、再び昇天の体勢に入るが、オカダが背後に着地し、後頭部へショートレンジドロップキックを食らわせる。
そして、今度こそツームストンパイルドライバーからレインメーカーをさく裂させ、『NJC』を制した。
『NJC』初出場・初優勝を遂げたオカダに、表彰状、トロフィー、500万円の目録が贈呈され、勝利者インタビューがスタート。
尾崎仁彦リングアナウンサー「昨年の『G1 CLIMAX』に続き、初出場・初優勝となりました。いまのお気持ちを聞かせて下さい?」
オカダ「そうッスね。まあ、どっちも初出場・初優勝ですか。まあ、いまの気持ちは・・・特にありません!」
続いて尾崎リングアナが質問しようとすると、セコンドの外道がマイクを強奪! 「下がれ! コノヤロー!」と凄み、尾崎リングアナを追い払った。
外道「オイ! 宣言どおりだよ! レインメーカーの宣言どおりだよ、オイ! 完全復活までよ・・・あとひとつだよ! 4月7日、両国国技館! 『INVASION ATTACK』でよ、人類の想像を超えた、史上最強のインベーダーがよ! プロレス界の歴史を変えるぞ!!そこでだ! 人類の想像内の逸材に、ご足労願おうか!?」
これで棚橋がIWGPヘビーベルトを携えて登場し、リングにのぼる。
外道「おでましだな、逸材! 次期IWGPチャンピオンにして、史上最強のインベーダー、レインメーカーから一言もらおうか?」と煽る。
オカダ「棚橋さん。たしかに、1月4日東京ドームでアンタに負けました。でも!アナタはわかってるはずです。あれがミラクルだったっていうことを。4・7両国で、それをしっかり証明しますんで。棚橋さん! お疲れ様でした」
棚橋「オカダ! オマエ、わかってねぇな~。言っとくけどな、俺は生まれてから疲れたことがないんだ。何回でも言ってやる。いいか! 愛とカネじゃあな! 愛が勝つんだよ!!」
そして、棚橋が逸材ポーズを決めると、オカダもレインメーカーポーズで対抗した。棚橋がファンのコールを浴びつつ退場すると、再び外道がマイクアピールを開始。「オイ、決着はよ、『INVASION ATTACK』だ! 歴史が変わる夜によ! カネの雨が降るぞ!」と勝利宣言すると、尾崎リングアナが改めてオカダの名前をコール。その直後、青と銀のテープがキャノンで発射され、リング上へ降り注いだ。
外道「今日は、自分にカネの雨、降らせたな?」
「ええ。自分に」
外道「たまにゃいいや(笑)宣言どおりだな? あと一つだ! あと一つでよ! レインメーカー、完全復活だ! 4.7! 両国国技館だ、オイ! 『INVATION ATTACK』によ、史上最強のインベーダー襲来だ! 歴史が変わるぞ! 歴史が変わる一夜だ!!」
「その歴史が変わる一夜をちゃんとみなさん見逃さないで、両国に何が振りますかね、外道さん?」
外道「カネの雨が降るぞ!!」
「賞金? 全部、外道さんにあげるというわけにもいかないんで。ま、半々で。レインメーカーらしい生活に当てようかな、と。外道さんと半々です」
---3ヶ月という短いスパンでの再戦となりましたが?
「まぁ、あのチャンピオンの前に立てるのは、俺しかいなかったというだけじゃないですか? それが何ヶ月だろうと。なんなら、去年から1年ずっと続いて、常に俺が前に立ってきた。そんだけ、ボクがズバ抜けているんでしょう。だから、べつに3ヶ月とかいうスパンは気にしてないです。あたりまえです」
「なんとなく予想はしてたよ。『NEW JAPAN CUP』勝ち上がった後藤は、さらに力を付けてきてる。
けど、これは、こればっかりは、ベルトだけは、譲るわけにいかないから。
さっきもリング上で言ったように、『愛とカネじゃ、愛が勝つ』から!疲れたことないから!楽しみに。
4.7(両国大会)、最高のコンディションで、必ず防衛します!」
※ノーコメント