2013.3.23 東京・後楽園ホール 観衆2015人(超満員札止め)
中邑真輔・○石井智宏・邪道vs鈴木みのる・ランスアーチャー・×TAKAみちのく
[14分4秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め]
評価:★★★★★★☆☆☆☆
フォト:16枚
寸表:中邑&石井のIWGPタッグ挑戦表明、中邑真輔のIWGPタッグ挑戦は後藤と組んで以来だから久々のタッグ戦線に名乗りをあげてきたってわけだ。
WORLD TAGで手応えを掴んだのか?それとも桜庭&柴田戦での感触が良かったのか中邑&石井がK.E.Sと対峙する事が濃厚!
写真でも見てわかるように中邑がランドスライドの体制になってから石井がそれを受け止めての垂直落下のブレーンバスターという合体技も見せてくれた。
コンビネーションも徐々にできてくるだろうし最近の石井の活躍は新日本でも完全バックアップになってきている。確かに石井は小さくて大型ヘビーには対抗しきれないかもしれないが無骨魂を前面に出していくファイトスタイルは心を鷲掴みされるものがある。
試合後に鈴木みのるに向けて放った「お前ら弱いな!」という捨て台詞・・・よくみのるが「勝ったものが強い」と豪語しているのを形にして言い返した。誰もがやりたかったことを石井がやってのけた!イヤォ!
今日か明日にでも両国と後楽園でICとタッグのタイトル開催地が決まるわけだがみなさんはどちらが見たいのかな?俺個人では後楽園をIC、両国でタッグタイトルが見たい!久々にレベルの高いタッグ選手権・・・評価8以上のタッグ選手権試合が見たいぜ!イヤォ!
そして後楽園、刺激のあるICを・・・この日のスミスは不完全燃焼だったが覚醒したスミスを全開にまで引き出して真輔がボマイェで仕留める事ができるのか・・・
新日本プロレスの戦場は、休まる事はない闘いの空間なのだ!イヤォ!
鈴木組が奇襲を仕掛け、大乱闘で試合がスタート。そこからアーチャーが石井を捕まえ、ハイアングルボディスラム、カウンターショルダータックル。さらに、石井のラリアットを3連続で受け止めると、ブレーンバスターを阻止して反対に投げ捨てた。
石井対TAKAの場面。TAKAがブレーンバスターを予告するも、石井が反対に投げ捨てる。そこから邪道対TAKAとなり、邪道が逆水平チョップをヒットさせるたびに「Wooo!」と絶叫。さらに、カウンターショルダータックルでなぎ倒し、もう1度「Wooo!」と叫ぶ。
すると、TAKAが串刺しジャンピングニーアタックで逆襲し、邪道はフラフラになってしまう。それでも辛うじてダウンは免れたものの、セコンドのタイチが松葉杖攻撃でロープワークを妨害。たちまち両軍入り乱れての場外乱闘となり、鈴木組が邪道の捕獲に成功する。
そこから長時間に渡って攻め込まれた邪道だったが、アーチャーの串刺し攻撃をかわしてコーナーに激突させ、ようやく中邑とタッチ。
その中邑はアーチャーに対し、ジャンピングカラテキック、膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃、カウンターキチンシンクとラッシュ。さらに、アーチャーをコーナー最上段へ固定し、ボディにランニングニーアタックを見舞う。だが、アーチャーはネックハンギング式モンキーフリップで巻き返し、串刺しジャンピングボディアタック、F’n Slamで追撃した。
石井対鈴木の場面。激しいエルボー合戦から、鈴木がヘッドバット。しかし、石井もヘッドバットでやり返し、バックドロップで叩きつける。
すると鈴木は、ラリアットをかわしてスリーパーホールドを極め、ゴッチ式パイルドライバーを狙う。しかし、中邑がバッククラッカーでカットに入り、石井がラリアットで逆襲。だが、鈴木はなおもスリーパーホールドで巻き返し、石井を自軍コーナーへ追い込んだ。
石井対TAKAの場面。鈴木軍がトレイン攻撃を敢行し、アーチャーがバックドロップ、TAKAが低空ランニングニーアタックで続く。だが、中邑が加勢に入り、ファイヤーマンズキャリーでTAKAを担ぎ、そこから石井がブレーンバスターで叩きつける。
さらに、中邑がジャンピングカラテキックでアーチャーを蹴散らすと、その勢いのまま石井がジャーマンスープレックスホイップで投げ飛ばす。そして石井がTAKAに垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けるが、鈴木が妨害して張り手をお見舞い。
すかさずTAKAがラ・マヒストラルを繰り出すも、キックアウトした石井がラリアットで逆襲。そして、今度こそ垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、勝負を決めた。
石井「オイ! 鈴木! オメーら、よえぇなー、オイ! 俺と真輔でIWGPタッグ、挑戦させろ、オラ!」と続け、アーチャーと激しく睨み合う。
そこにスミスが現われ、中邑のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦すること英語でまくし立てる。
中邑「オイ! 俺たちはIWGPタッグに挑戦する。いま決まったな、オイ。スミスが俺のインターコンチに挑戦してぇらしいな、オイ。どうしよっかな~・・・。答えはこうだ! イヤァオ!!」と返答。
IWGPタッグ戦、IWGP IC戦の実現が濃厚となった。
「頼もしいぜぇ! 石井智宏! 石井……、いや石井ちゃん……、いや! “石井さん”がいれば、俺たち、怖いもんなんかねぇ。
オイ、バカ外国人! ケス!(K.E.S)。デカいだけのデクノボー! 教えてやるよ、オイ。プロレスのやり方ってのを。俺と“石井さん”でな? イヤァオ!!」
「オイ、なんも文句ねーよな? 一発だよ、一発。オイ、次はよ、垂直とラリアット、完璧に決めてやっからよ」
「オイ、いまからよ~! 次のIWGPタッグチャンピオンが来るぞ? オイ、これ、インターネット配信されてんだろ? 全世界の、プロレスファンが見ているわけだな?
いまから! 次のチャレンジャー……いや、次のチャンピオンが、ここに帰ってくるからよ?」
「赤いの来て、コイツ矢野だよな?(と言いながら小松を引きづり階段を降りてくる)
矢野!中邑!テメーら、真っ赤っかの着やがって!テメー誰だ?!テメー誰だ?!テメーの名前言ってみろ!!(と小松にグーパンチ)
矢野~!(床に転がった小松を踏んずけながら控室へ)」
「オマエはこのタッグのタイトルが欲しいんだな。俺達とリングに上がれ。シンスケをもう少しで死なせることができたのに!ラッキーだったな。
この男(スミス)が『NEW JAPAN CUP』の1回戦で、オマエを倒した。俺達が相手では、オマエ達にチャンスはない。
そして両国では、デイビー・リチャーズボーイスミスJr.がインターコンチネンタルのチャンピオンになって、KESがタッグチャンピオンであり続ける!
鈴木軍が永遠にイチバンだ!どけ!」
「ナカムラには『NEW JAPAN CUP』で1回戦で勝っている。
両国も、同じ結果が待っている。
KESがイチバンだ!イシイ、ナカムラ、オマエ達をブッ潰してやる!どけ!」