うちの息子は、生後二日目からまーよく笑う子で。
カメラ向けるとニコニコする、1歳半を過ぎたころには泣いてても笑うようになって。「ミスター・スマイル」と呼んでおりました。
なんか、どっかで聞いた話だわ、と思ったら私もそういう子どもで。
私が真ん中に映ってるので、私の誕生日かな、と思ったら、ロウソクが4本。
兄貴の誕生日です。
(私の誕生日の写真が一枚も無いぞ、かあちゃん)
こんな風に笑ってる女の子が、まさかこんなになるなんて…。
年月とは恐ろしい。
子どもは期待通りになんて行きません。
でも、色んな意味で期待以上のことをしてくれるのが子どもです。
「こんなはずじゃなかった」と思う時こそ、親も成長するチャンス。
子どもも親を見直すチャンスです。
いくつになっても、子どもと一緒に成長できることこそ、「親」になった醍醐味なんです。
そう思ったら、ほら。
こわいことなんか、な~んもない。
他人との結びつきには「信頼」というものが必要です。
でも、親子には「信頼」以上の何かがないといけないと、日々思います。
子は親の姿勢を見て「信頼」します。
でも、親は子を「信頼」するだけでは足りない気がしていました。
「信頼する」という言葉には、「裏切ってはならない」というような強迫観念が私にはあります。
「信頼」を超えた、まったく根拠のない「信頼」関係。
それは、まさに、「どんな時もあなたを応援しているよ」という姿勢 なんじゃないかと思いました。
どんな時も、子どもの味方でいれる自分になれるよう、まだまだ私も向き合わないといけないことがたくさんあります。
ピンチがいずれくるのか来ないのか分かりませんが、ピンチが来たら…死に物狂いで味方になろうと思います。
その時に、息子にどれだけ嫌われてるかもしれなくても。
(もちろん、そうならないことを祈って生きてますけどもね)