今日は他愛もない独り言です。
ご存じの方はご存じですが、私、公立小学校の教員をやっております。
(写真は本文と関係ありません。)
ピュリッツァ賞や財務事務次官の辞任などに感じることがありました。
ウチの国は、まだ、こんなことかい、と思いました。
が、こんなことを大声で言えるのは大した進歩かも、とも思いました。
随分長く続けていることが2つあります。
1つは質問することです。
学校の職員室で、年に何回かこんなことを言われます。
「ピアノを移動させますので、男性職員は体育館にお願いします。」
採用されたばかりのくせに(既に私が差別的)、すぐに質問しました。
「男性職員だけなんですね?」
失笑され、無視されます。
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次の時にも、質問します。
「男の先生だけなんですね?」
だいたい、3回目ぐらいから言葉が変わります。
「お手すきの先生方、ピアノを移動させますので…」
始めは、自分の方を見ながら言ってくださいます、
次の年には、普通に言うようになります。
そして、女性職員も普通に参加するようになります。
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そして、転勤。
次の学校でも同じことのくり返し。
そして、次でもまた。
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でも、何人かの先生方には考える切っ掛けになったのではと思っています。
もう1つは、鏡開きのぜんざい。
昔は、どこの学校にも給食室がありました。
通称、給食のおばちゃん、
調理員さんがぜんざいを作ってくださっていました。
給食のおばちゃん、の中は、何人か男の方もおられましたけどね。
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今では、学校に誰かが持ってくるようなことをしないと食べられません。
で、誰もせんなら俺がって、思考の自分が持って行くことになります。すると、
「料理するんですか?」とか「食べられるの?」と言われます。
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失礼な奴らじゃ、と思いながらスルー。
昔は、お料理サイトを目指したこともありましたのに。
既に放置国家ならぬ、放置サイトです
ま、それだけではなく、お茶碗洗ったりしてると、
「後でするから良いですよ。」とか「せんでいい。」とか、
ともすると怒られる感じです。
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でも、ここまでは話の枕。
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ホントに言いたかったのは、
おっしゃった方の、ほとんどが女性の方だということです。
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気を付けていないと、誰でも偏見や差別に加担してしまう可能性があると言うことです。
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皆が被害者だけではなく、加害者になる可能性があるということです。
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良かれと思って行ったことが、相手を傷つけることもあると言うことです。
このブログも、誰かを傷つけているかもしれないと思いながら書いています。
良かれと思って、お布団やクッションを干したのですが、
この人達には良い迷惑だったようです。
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