夕方だったので、どこへ届けることもできず、歩いて周りを探しました。
次の朝一番で、いろいろなところに迷子の届けを出しました。
うちは、日向市と都農町の境にありますので、両方の役所と2つの保健所、2つの警察、周りの獣医さん(このときに初めて今お世話になっている あおき動物病院さん に犬のことで連絡を入れたと思います)と、電話をしているだけで精神的に消耗しました。
ケンちゃんも、夏ばて気味だったので心配でした。
電話し終わった後、チラシを作りました。
近くのコンビニやゴミ収集所、公園や信号、駅前など、みんなの目に入るところに貼りました。
鉈持って、藪の中を歩いたり、田んぼの畦を歩いたりしているうちに、血圧があり得ない数値になっていました。
次の日の朝、心配した央と婿殿まで帰って来てくれました。
ちょうど、その時間帯、5時前ですが、家の前でペチャンコになってる動物が居ます。
毛の色や大きさがソルトペッパーのケンシロウのようでした。
家の前は2車線の国道で直線、みんな80kmぐらいで走っています。命がけで見に行きました。
轢かれて、そう時間はたっていないようでしたが、もう煎餅のようにペチャンコ。
何度か見に行って、どうも違うようだと思いましたが確信が持てません。
6回目ぐらいに爪がとがっていることに気づいて、犬ではないことが分かりました。
その後、帰ってきた娘は、泣きながら家に入って来るなり、
「ケンちゃん、家の前で轢かれてるやろ」って叫びました。
結局、この日は仕事も休み、家にいましたが、帰ってきたのは次の日でした。あまり汚れもせず玄関にいましたので、どなたかが連れてきてくださったのではないかと感じました。
このときにFBで呼びかけてくださった方たちのおかげかな？と思い、これから後、迷子犬や保護犬の情報をシェアするようになりました。
おかげで、ブンちゃん、will君と会うことができました。
たまには、お医者さんとかお風呂とか、いやなこともあるけど、まあ、我慢してつきあってくださいね、2人とも(^_^;)
ケンちゃんが迷子になってちょうど1年目の朝です。