この記事は去年の続編です。去年の記事は↓
今年も去年に引き続き
杉浦貴之さんと行く『がんサバイバー剣山リトリート』にサポートメンバーとして参加しました。

台風が接近する中、それでも覚悟を決めて参加して下さった皆さまとともになんとか予定の2泊3日の行程を無事終了することができました。



①癌サバイバーが剣山に登る理由

なぜ山に登るのか?
植村直己さんは
『そこに山があるから』
と言われました。

では、なぜがんサバイバーさんが(団体で)山に登るのか。


去年の参加者さんは
『登りたいと思ったから。
 ただそれだけ。』
と言われました。

そうなんです。
山に登るのに小難しい理屈はいらないのかもしれません。
『登りたいと思った。』
素晴らしいですよね。

今年も『登りたい!』と思ったサバイバーさんが集まって、互いを支えあいながら夢を叶えていく姿を目の当たりにしました。


私たちにとって
何かあるのは皆お互い様
そして

自分が『何かできる』のは誰かのお陰様

の精神なのです。

もちろん自分の足で歩かないと山は登れません。山に登って、降りるには自分の力は必須。

ですが、みんなが互いの応援団なんです。

それは『依存』ではなく、個々がそれぞれ自律した上での『支え合い』。
自分が『頑張ること』が自分のためだけではなく、誰かのためにもなる。
そして『誰かを支えること』がその人の為だけでなく、自分の為にもなる。

そんなことを感じた三日間でした。

②何かを失った経験があるからこそ手に入れたものがある
病になると沢山のものを失います。
人によって何を失うかやその程度は異なりますが
僕は健康、お金、今までの生活、人間関係、キャリアなど沢山のものを失いました。
そして病は身体を蝕むだけでなく、心も蝕みます。
僕自身うつ病真っ只中の時は『なんとも言えない孤独感』を感じていました。
周りの人は皆幸せに見えるのに『自分だけ世界から取り残されているような』絶望的な孤独感。大げさでなく『この世の終わりだ』と道端で狂ったように絶叫したこともあります。

ですが、今だからこそ言えます。
そんな孤独感を知っているからこそ
『人の温かさが身に染みてわかるようになった』と。
そんな絶望感を知っていらからこそ
『困っている誰かに手をさしのべられるようになった』のだと。

癌サバイバーさんと三日間剣山を登りながら
改めて、参加者の皆さんからそのことを学びました。
皆共通して人に優しい
そして
かつては『自分に厳しかった人』が多い印象でした。(今は皆さん自分にも優しいです😄)


③自分の力だけ山を登ることができる人はこの世にいない
ここまで読んで頂いた読者の皆さんの中には『いや、私は一人で山に登れますよ。』
と思われた方もおられるかもしれません。

ですが、本当にそうですか?
あなたが履いている靴や着ている服、食べる物を作った人、山道を整備して下さっている方々、山小屋をやトイレを管理して下さっている人

もっと言うと
自分を山に送り出してくれた家族、職場の人、
もっともっと言うと
山を登る為に必要な身体、命を生み出し、育ててくれた存在が必ずいるわけです。

つまり山に登るのにも
普通に生活するのにも
自分一人の力だけで行える人はいないのです。

だからこそ
何かあるのはお互い様
何か自分ができるのはお陰様
みんなが互いの応援団

という精神を忘れずいたいです。

主催者の杉浦貴之さん、涌井郁子さん、参加して下さいました皆さま、応援して下さいました皆さま本当にありがとうございました。

↓最終グループ感動のゴールシーン



↑サポーターであり『支える側』の僕自身

実は皆さまに『支えられています』

↑晴天じゃないからこそ見える景色
↑雲海
↑台風予報の中、奇跡的に登頂のタイミングだけ霧が晴れました。
↑台風予報だからこそ撮れた次郎ぎゅうを背景の全員集合

↑感動のゴールシーン
↑登り終えて全員集合写真