9年ぶりのEGK
11/10の第25回EGK演奏会では運命のピッコロを担当しておりました。
演奏会にご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。
私は地方勤務があった関係もあり、EGKへの参加は9年ぶりで、大変懐かしい気持ちでの参加となりました。
9年の間、一時はオーケストラそのものから離れてしまったこともありましたが、直近の数年は定期的にレッスンに通ったり練習頻度を増やしており、以前よりは多少まともな演奏ができるようになったのではないかなと思います。
少なくとも楽器の値段は5倍くらいになりました。笑
運命のピッコロの出番は4楽章のみである中、私は演奏している人の姿を見るのがとても好きなので、練習中も本番中も(目立たないように)団員の皆さんを観察しまくっておりましたが、EGKは指揮者と奏者の双方向コミュニケーションが感じられて良いオケだなあと感じました。
よくある、プロ指揮者とアマチュア奏者という組み合わせですと、指導する・指導してもらう関係になり、どうしても奏者側は受動的になりやすいように感じています。もちろん、そうならない努力は必要ですが。
奏者が能動的によい音楽をつくっていくエネルギーに溢れているのが、EGKの良いところの一つではないかと改めて思いました。
また、久しぶりにEGKに参加してみて、子育てしながら参加している先輩方が多いことが印象的でした。
30代前半の私が人生設計について考えるとき、音楽活動と子育て(と仕事)を両立できるイメージがまったく湧きませんが、いずれもばっちりこなしている団員の皆様を見ていると本当に頭が上がりません。
きっと私の想像にも及ばない苦労がたくさんあると思いますが、それでもここで音楽を続けたいというエネルギーと愛が、良い演奏を作り出しているように感じます。
そして何より、親が何かに打ち込んでいる姿を子どもに見せられるって、とても素敵だと思います。
諸先輩方からの学びもたくさんあり、今回、第25回という節目の演奏会に立ち会えたことを嬉しく思います。
EGKの益々の発展を祈念いたします。