衆院総選挙から新内閣組閣までの流れ |  Egi Shun,s BLOG~歴史教科書から探る史実探訪

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山川出版社刊 『詳説 世界史研究』『詳説 日本史研究』 の記述から、気になる史実を探訪しています。右サイドバーの目次からどうぞ


あと3時間で投票締め切り。選挙特番を楽しみに見ますw
選挙結果をうけての特別国会が召集されます。特別国会は
衆院議員総選挙後30日以内に召集しなければなりません。

12月24日(水)とすでに決まっております。
(クリックで該当記事 ↑ に跳びます)

内閣は衆議院を解散しても生きています。そりゃそうでしょう。
国家に政府が無い=機能してないという状況なんてありえません。
特別国会が開かれる日に、午前の臨時閣議で内閣は総辞職します。




画像は先月の閣議のもの:引用→http://www.asahi.com/articles/ASGCP2VG4GCPUTFK002.html



その後、衆参両院の議長・副議長を選任後、両院で首班指名選挙が行われます。
通常、最も議席を取った党の党首が指名されます(議員投票:国会議員の多数決)。
(議長・副議長はたぶん留任・衆院は国会に戻ってこられればの話ですが、とくに副議長w)

12/24日追記:
衆院議長は町村信孝氏(自民)、衆院副議長は川端達夫氏(民主)
に交替しました。いいがんな予想をして申し訳ありません。<(_ _)>




http://www.shugiin.go.jp/topics/tokubetukai121226.html(衆議院公式)


http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201212/(総理官邸公式)
<画像はいずれも前回の特別国会(2012.12.26~28)のもの>
(首班指名選挙も衆議院の優越が適用:くわしくは→http://seiji.yahoo.co.jp/guide/yougo/kokkai/)


連立与党を組む場合、第1党ではない政党の党首が首班に指名される場合も過去にはありました。が、現在の連立政権はやりません。うまくいかないのでしょうね。与えられるのは大臣ポストひとつだけ。副大臣・政務官ポストは複数与えています。

  過去の例:  細川内閣  羽田内閣  村山内閣
  民主党政権の次くらいに暗黒の時代ですな   ┐(’~‘;)┌



すぐに第3次安倍内閣が組閣されます。
皇居での認証式の後、階段でお披露目。

(内閣総理大臣任命・国務大臣認証は天皇の国事行為)


画像は第2次安倍内閣改造(2014.9月) 画像引用元 ↓
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201409/


すでにお辞めになった大臣もおられますがw、問題ない人はほぼ留任でしょう。
自民党の党人事も留任。まあその前に選挙を勝ち上がってこないといけないが・・



国会の召集は天皇陛下の国事行為であるため、
特別国会では、日を改めて開会式が行われます。




<画像は前回の特別国会(2012.12.28)のもの> http://www.yamatopress.com/



開会式が終わると、特別国会終了
年が明けて、通常国会が召集され、
新年度予算審議などが始まります。




一昨年の特別国会の赤ペン添削 だいたい流れはこんな感じ


(まだ国会はねじれていたので、参院の議長は民主党から選出されていて留任)
wikipedia.org/wiki/第182回国会(特別国会)





 ~ ~ ~ ~ ~ お し ま い ~ ~ ~ ~ ~