最高裁裁判官の「国民審査」告示 2人の裁判官が対象 | NHKニュース

 

「国民審査」は衆議院選挙の投票に合わせて最高裁判所の裁判官を信任するかどうか国民が審査する制度で、憲法79条で規定されています。

今回審査の対象となるのは、前回・2024年の衆議院選挙のあとに任命された弁護士出身の高須順一裁判官(66)と学者出身の沖野眞已裁判官(62)の2人です。

(1月27日NHK ONE NEWSから一部引用)

 

憲法により、最高裁裁判官は任命された後初めて行われる総選挙の際に国民審査に付されることとされていますので、前回2024年10月に行われた総選挙からこれまでの間に任命された2名について初めての今回国民審査が行われるということになります。

任命から10年経過した裁判官も経過後初めての総選挙の際に国民審査が行われますが、現在任命から10年経過した裁判官はいないということになります。

 

 

憲法第79条② 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。

 

アメリカではロースクールの学生であれば最高裁判事の名前は全員言えるそうですが、恥ずかしいことに、法曹界の端くれである私でも全員名前は言えないですし、ましてや一般の国民が最高裁裁判官の下した判決内容はおろか名前すら知らないのは致しかたと思いますが、選挙公報には当該裁判官が関与した判決要旨と立場がまとめられていますので、投票に際しては、自身が関心のある判決に対してその裁判官がどのような立場を取ったのかという点をポイントに考慮されるとよいのではないかと思います。

 

 

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