7月の参院選投票率、若年層で10ポイント以上上昇 総務省調査 [参院選(参議院選挙)2025]:朝日新聞

 

 

総務省は19日、7月にあった参院選の年代別の投票率(抽出調査)を発表した。前回2022年参院選に比べて、すべての年代で投票率が上昇し、特に19歳、20代前半、20代後半、30代前半、30代後半という若い年齢層で10ポイント以上の上昇となった。

(9月20日朝日新聞デジタル公開記事から一部引用)

 

かつて「無党派の人たちは選挙に行かずに寝てくれていればいい。」という首相の失言がありましたが、特に自民党にとっては無党派や若年層が声を上げ始めると厄介ということは今も昔も変わっていないのでしょう。

 

 

若い人たちは選挙に無関心、むしろ選挙に行くなんて真面目にみられて恥ずかしいといった風潮がずっと続いてきたように思いますが、政治に無関心でも経済的には豊かであった時代にはそれでも良かったのかもしれませんが、気づいてみれば、税金、社会保険の重い負担がいっこうに改まりそうもない状況に嫌気がさしていたというところに、SNSの広まりによって、SNSを利用する若い年齢が選挙に関心を持ち、動き始めたというところでしょうか。

 

 

そのようなことを意識して政治も若い世代に対する配慮した政策を打ち出しつつはあるわけですが、自分ではまだまだ若いと思いつつも、よく考えなくても、私も若い人たちから見れば既得権益?に片足を突っ込んでいると思われても仕方ないように年代に入ってきています。

と同時に、私の世代は就職氷河期での冷遇など個人の努力だけではどうしようもないひどい扱いを受けてきた世代でもあるわけですが、これから私も社会保障を必要とする時期を迎えるにあたり、またしても割りを食うことはないだろうかと若干不安に思うところではあります。

 

 

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