高野連はこのWGについて、7イニング制導入に伴うメリットやデメリットの整理、諸外国での実施状況の分析を進める組織であり、導入の可否を決める場ではないと説明した。今後も複数回開催し、12月に予定されている理事会で整理した内容を報告する。

(8月2日スポーツ報知から一部引用)

 

決定事項というわけではなく,議論の頭出しということのようですが,(少なくとも甲子園レベルの大会では)「野球は9回」という固定観念のある私たち世代にとってはなかなかショッキングな話題です。

 

 

自分が高校野球をやっていたら「子ども扱い」されているようで嫌だろうなと思いますが,最近の夏の暑さは異常であり,もはや小手先レベルの対策では選手たちの健康を守れないというのもうなづけるところですし,この環境で未成年者の野球大会を開催するというのも国によっては虐待レベルの話になりかねないのではないかとも思います。

 

 

もっともそもそも7回ならいいのかという根本的な疑問もありますが,選択肢は幅広くして議論していくべき時期に来ていることは間違いがないのでしょう。