適切に納税? 政治不信、怒る事業者 インボイス導入も負担に:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 

裏金事件では、多数の議員がパーティー券収入の還流分を政治資金収支報告書に記載していなかったにもかかわらず、事件発覚後は「政治活動に使った」として非課税の政治資金扱いにしている。
また多額の政策活動費についても、政治活動に使わなかった分には納税義務が生じるが、その使途は明らかにされないままだ。

(2月24日朝日新聞デジタルから一部引用)

 

腹立たしいこととはいえ、実際に申告や納税をボイコットするような方はいないでしょうし、申告相談会や税務調査の場でいくら文句を言ったところで税務当局が考慮してくれるということも絶対にないので、現実的にはみな文句を言いつつもきちんと申告納税せざるを得ないというところです。

 

 

ただ、国民に率先して範を垂れるべき政治家が脱税していると疑われるような不公正、不公平がまかり通っているような現状は、「ばかばかしい」「やってられない」という気分を社会に蔓延させるといえ、「ちょっとくらいならいいや」とか「政治家もやってるんだしばれなきゃ大丈夫だろう」といった些細な行為が積み重なり、ひいては社会全体が腐敗してしまうということは言えるように思います。

 

 

結局のところ、今回正しく収支報告をしていなかった政治家については次の選挙で国民が審判を下すということが一番の特効薬であるということがいえますが、そうはならないことが多いところに問題があるということも言えます。

 

 

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