仮住まい先だった建物に佳子さまが一人で残っていることなどは同庁が今年6月に公表。秋篠宮さまは「(昨)年度末に出せば良かった」と述べつつ、「意見集約に時間が掛かった。タイミングとして遅くなったのが反省点」と語った。

(11月30日時事ドットコムニュースから一部引用)

 

 

公金の使い方というその点の追及自体は大切なことだということは分かりますが,宮邸の回収という公金の使い方の問題ということに絡めて,何かにつけてバッシングされることにはおかわいそうという気持ちの方が先立ちます。

 

 

佳子さまももう成人した女性であり,いつまでも両親と同居しているということ自体が不自然ともいえ,住まいを別にすること自体何もおかしなことではないと思われます。

社会の変化に合わせて皇室も変化してきたということはよく言われるところですが,「結婚しない限りはいつまでも家で同居するもの」という家族観自体が社会の価値観とそぐわなくなっているという点も言えるのではないかと思います。秋篠宮さまが「私がぐずぐずしていた」と仰ったのは,皇室に期待される家族像と家庭内でのご事情のはざまで発表を躊躇われていたのかなという感じを私は持ちました。

 

 

普通の自由を奪われている皇族の人権ということを踏まえた上で今回の一件を捉えてみるというのも必要ではないかという気がします。

 

 

眞子さまへの「一時金」、不支給で最終調整 辞退意向受け政府など | 弁護士江木大輔のブログ (ameblo.jp)