Kアリーナの傷害事件、虚偽と判明 「自分で刺した」と女性が説明 [神奈川県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
横浜市西区の音楽施設「Kアリーナ横浜」で23日に「女性が何者かに刺された」と119番通報があり、女性(48)が救急搬送された事件で、神奈川県警は26日、女性が自ら刃物を持ち込み「自分で刺した」と説明していると発表した。女性は軽傷で、すでに大阪府内の自宅に戻ったという。県警は今後、必要な捜査を継続するとしている。
(11月26日朝日新聞デジタルから一部引用)
自作自演の被害だっということで,今後の「必要な捜査」は当該女性自身を被疑者とする立件について検討されることになります。
考えられる罪としては,軽犯罪法に規定されている虚構の犯罪を申し出たという罪が成立することになりそうです。
軽犯罪法
第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
十六 虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出た者
また,申し出たことからさらに進んで,なおも警察に捜査をさせるような被害申をづ付けて捜査をさせていたような場合には,さらにに進んで本来の警察の業務を妨害したということで業務妨害罪が成立するということも考えられそうです。
いずれにしもて何らかの精神的な疾患ということも考えられますので,刑事事件の捜査とは別に精神科医療との連携などについても検討されるべきではないかと思われます。