連立が誕生したきっかけは、1998年夏の参院選での自民惨敗。参院で過半数を割った「ねじれ」状態で発足した小渕恵三政権は、まず小沢一郎衆院議員が率いる自由党と連立を組み、次いで公明党を連立に引き入れ、99年10月に自自公連立が発足した。

(5月25日朝日新聞から一部引用)

 

自公連立政権がいつ頃から始まったのか自分自身の記憶では定かではなかったのですが,1999年のことであるというので,この時期私は大学は卒業していたものの司法浪人していた苦節の時期であり,もう相当以前からということを改めて思い起こしました。

 

 

今回公明党側から「信頼関係が地に落ちた」などの相当強い言葉で自民党を非難する発言があり,このようなことを公に発言するというのは意外な感じがしました。

 

 

今回の騒動についての見方は既に政治の専門家による見解がなされているので素人の私の出る幕ではないですが,私が別の角度から率直に思ったのは,この問題の引き金の一つは選挙区割りの変更(10増10減)にあるところ,これにより割を食うのは自民党であるとはいえ,自民党が圧力を駆使して有利に区割りを変えてしまうといったことはさすがになかったのだなと妙に安心したような気持になりました。