福岡県筑紫野市の二日市温泉にある老舗旅館が、週1回以上行う必要がある大浴場の湯の取り換えを年2回しか実施せず、消毒用塩素の投入も怠っていたことがわかった。調査では一時、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出されたという。旅館が湯の管理について虚偽報告をしていたこともわかり、県は罰則適用を検討している。
(2月24日朝日新聞デジタルから一部引用)
相当以前に取り上げたブログ記事なのですが、時折この記事を見てということで問い合わせのご連絡を頂くことがあります。
スーパー銭湯でレジオネラ菌に感染した利用者による損害賠償請求が認められた事例 | 弁護士江木大輔のブログ (ameblo.jp)
そのようなご相談を通じて、レジオネラ菌というものがどれだけ怖いものであるかということについて改めて実感しましたし、温泉旅館というもっともその対策基準を厳守しなければならない施設が、年2回しか湯の取り替えをしていなかった、塩素の投入もしていなかったというのは相当な危険行為であり、かなり衝撃的です。
スパ(サウナ)によく行くのですが、頻繁に従業員が湯の水質検査をして廻っており、そういう光景もよく見ているので、なおさら、今回の件が以上であることがわかります。
虚偽報告もしていたということなので、相当な重い事案として取り扱うことが必要ではないかと感じました。
