https://hochi.news/articles/20190521-OHT1T50012.html

 

 

 

 巨人の上原浩治投手(44)が20日、都内のホテルで会見し、現役引退を表明した。冒頭で涙を拭い、時には言葉を詰まらせながら、シーズン途中で決断した理由を「2軍戦で通用しなかった。8、9月にチームが首位を争う時に、こういう会見をするのは違うと思った」と明かした。

 

上原の信念を表した「雑草魂」は、99年に流行語大賞にも選ばれた。現状に満足せず、常に上を見てきた。野球人生の満足度を聞かれると、こう言いきった。

(5月21日スポーツ報知から一部引用)

 

野球エリートが活躍する中で,浪人も経験したうえでのまさに「雑草魂」を体現したような選手であり,巨人ファンかどうかは別に,同世代ということもあって応援していました。捕手のミットに吸い込まれていくようなキレのある直球が印象的でした。

 

 

1999年ころは,今と違って地上波での巨人戦の生中継があり,当時は司法試験の択一式試験にも失敗して,夏前になかなか勉強する気も起らないままぼーっと上原選手が活躍する巨人阪神戦などを定食屋で見ながら「俺も頑張らなきゃ」などと思った記憶があります。

 

 

その後もメジャーも含めて長く活躍した名選手ですが,私の場合には,上原投手といえば,「雑草魂」と辛かった自分の司法浪人時代とがシンクロして,1999年,2000年ころのことを思い出します。