https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35219470R10C18A9MM8000/
総務省は手紙やはがきなどの郵便物の配達を平日のみとする方向で検討に入る。今は土曜日も配っており、人手不足で配達員の負担が重い。郵便物数が大きく減り、土日の配達がなくても大きなサービス低下にならないとみている。早ければ2019年にも法改正する。人手不足による供給の制約が、公共的なサービスにも及び始めている。
(9月12日日経新聞から一部引用)
法改正が必要とのことなので,調べたところ,郵便法の規定により,最低でも1週間につき6日の配達が義務付けられており(郵便法70条3項3号),さらに,規則によりその6日については月曜日から土曜日までと決められていました。
郵便法第70条3項 総務大臣は、郵便業務管理規程に記載された前項各号に掲げる事項が次に掲げる基準に適合していると認めるときでなければ、第一項の認可をしてはならない。三 一週間につき六日以上郵便物の配達を行うことができるものとして総務省令で定める基準に適合する郵便物の配達の方法が定められていること。
郵便法施行規則第32条 法第七十条第三項第二号の総務省令で定める郵便差出箱の基準は、次のとおりとする。3項 法第七十条第三項第三号の総務省令で定める基準は、次のとおりとする。一 国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日及び一月二日を除き、月曜日から土曜日までの六日間において、一日に一回以上郵便物の配達を行うこと。
仕事の関係でいえば,月曜から金曜までが勤務日である会社の人にとっては土曜日の配達があろうがなかろうがあまり関係ないかもしれませんが,土曜も仕事をすることがある人にとってはじわりと影響があるだろうなという感覚です。
私も土曜日に必要な書類が配達されたことで仕事がはかどったりすることがあるので助かることが多いので,率直にいって,土曜日の配達がなくなってしまうのは痛手ではあります。
郵便物の減少に加えて,人口減少,人手不足の影響がこんなところにもじわりと出てきていると感じます。