飲食店などの建物の中を原則禁煙とするため、厚生労働省は、今の国会に必要な法案の提出を目指していますが、自民党は規制基準の緩和などの見直しを求めていて、国会の会期が残り1か月を切る中、法案提出の見通しは立っていません。
(5月24日NHKニュースウェブから一部引用)
店内禁煙というお店も増えてきたので,たまに喫煙可の喫茶店に入ったりすると,タバコを吸わない私としては頭がくらくらすることがあります。もっとも,両親がタバコを吸う家庭環境だったこともあり,私自身は飲み屋などで周囲がタバコを吸うこと自体についてはあまり抵抗感がないところです。
私としては,一定規模以下の店舗については,喫煙可能かどうかを明示すればよいのではないかと思うのですが,これすらだめだというのであれば,もう,タバコ自体を麻薬などと同様のものとして禁止したらどうですかなどと思う次第です。
タバコをめぐる訴訟の嚆矢として有名なのは,かつての国鉄の車両内で喫煙ができていた時代に,禁煙車両を設置せよとの請求を掲げた嫌煙権訴訟がありますが(東京地裁昭和62年3月27日判決),電車内でタバコが吸えたなど今では考えられない状況ですね。