http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160111/k10010367351000.html



10日、和歌山市で開かれた成人式の会場で新成人の男性が顔や頭に大けがをして倒れているのが見つかった事件で、警察は、式に来ていた新成人の建設作業員の男を傷害の疑いで逮捕しました。2人は酒に酔っていたということで、警察が当時の状況を調べています。
(1月11日付NHKニュースウェブから一部引用)。



「荒れる成人式」というのが恒例のニュースとなってしまったのがいつ頃からだったのかと思い起こすに,私自身の記憶では2000年(平成12年)前後の頃からだったように思います。



2000年(平成12年)の秋に司法試験に合格し,翌年2001年(平成13年)のこの時期に,当時は,司法研修所での面接というものがありました。内容は実務修習地についての希望を聞かれたり,確か白表紙という修習開始後に使用する教科書のようなものも面接後に一緒に持って帰ってきたような記憶ですが,当時,姉の家に泊めさせてもらいテレビでニュースを見ていたところ,「荒れる成人式」のニュースが流れていたのをよく覚えています。



もっとも,マスコミが面白おかしく取り上げるからニュースとなり,それに合わせて踊る馬鹿がいるのであって,記事のように成人式に暴れるような馬鹿は昔からいくらでもいたと思います。



私個人としては,儀式に参加して偉い人のお話を聞くというのは趣味に合わないところです(大学で地域を離れたこともあり行かなかった)。

もっとも,参加している人たちとしても,偉い人からのお話を聞くのが目的ではなく,同窓生などとの再会を目的としているのでしょうし,それはそれで大切な機会だと思いますが,式典の規模が大きすぎて,一人の独立した新成人として主体性をもって参加するべき門出の式典としてはそぐわないように思いますし,成人式自体はあってもよいとしても,規模は地域単位で小さくして,新成人一人一人が抱負を発言するくらいの参加意識を持ってもらうくらいのものが良いと思っています。






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