http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151009/k10010264361000.html
８日夜、広島市中心部にあるメイドカフェが入ったビルの火災で、焼け跡から２人の遺体が見つかるなど３人が死亡したほか、１人が意識不明の重体になっています。警察は、死亡した人の身元の確認を急ぐとともに、午後から現場検証をして火事の原因を調べることにしています(本日付ＮＨＫニュースウェブから一部引用）。
高校まで広島で暮らしていましたが，流川は大人の街ということであまり縁がありませんでした。大学以降は広島から離れましたので，その後も広島の繁華街で遊ぶということはなかったものの，縁のあった土地柄のことですのでやはり気になるものです。
大変な火災となってしまい被害に遭った方の無事と冥福を祈るばかりですが，飲食店での火災では，飲酒などにより判断の力が鈍っているということもあり，逃げ遅れるなどして被害が大きくなりがちです。
同様の火災では，平成１３年の，よりによって防災の日に東京の歌舞伎町でのビル火災というのがありましたが，この時もかなり大きな被害が出てしまいました。
歌舞伎町の火災のことを今でもよく覚えているのは，当時は修習生で就職活動中で，修習地から東京まで往復して活動していた時期で，訪問先の弁護士の先生にたまたま火災直後に歌舞伎町に連れて行ってもらい焼け焦げたビルを外側から見たことがあったので，「飲食店での火災は怖いな」と感じたことからです。
消防当局としても危険物の除去など指導はしているのでしょうが，一旦改善してもすぐに元通りに戻ってしまうということも聞いたことがありますし，繰り返される悲劇を思うに，何らかの抜本的な対策が必要であると思う次第です。
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