http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140517/k10014523271000.html

 

 

 

人気ポップスグループ、「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者が東京・港区の知人の女のマンションで覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕されました。(5月17日配信のNHKニュースウェブ一部引用・以下同じ)。

 

私の世代ですと,「SAY YES」や「YAH YAH YAH」などの曲がすぐに思い出され(もう20年近くも前のことになりますが),なかなかショッキングです。

 

 

 

 

 

警視庁の調べによりますと、2人は先月6日ころと12日ころ、栩内容疑者の自宅のマンションで、少量の覚醒剤を隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。

 

 

被疑事実は,覚せい剤の所持のようで,現行犯というわけではなく,先月の6日と12日頃の所持の容疑ということです。

いったい,どういう証拠関係なのでしょうか。

 

 

 

逮捕された2人とも否認しているようです。

 

 

 

ASKAのマンションではないので,居住者が隠し持っていたということも考えられますので,その否認も十分に通りそうです。逆に,栩内容疑者からしても,勝手にASKAが持ち込んだという弁解をすれば,それはそれで通りそうではあります。

 

 

警視庁がASKA容疑者の尿を検査したところ、覚醒剤や合成麻薬のMDMAの陽性反応が出たほか、栩内容疑者からも覚醒剤の陽性反応が出たということです。
また、東京・目黒区のASKA容疑者の自宅の捜索では、覚醒剤とみられる物やMDMAを含む複数の違法薬物とみられる物が見つかったほか、薬物を使うための器具のような物が押収されたということです。

 

 

もっとも,本当のところは分りませんが,こうなってくると,否認の弁解も厳しくなってきそうです(もっとも,先月6日と12日頃の所持に関しては,否認を貫けばなお証拠不十分ではないかという気もしますが。)。

 

 

 

ただ,たまたま尿から反応が出たり,家宅捜索でそれらのものが見つかったからよいものの,もしも空振りしていた場合には,当初の被疑事実である先月の6日と12日頃の所持の容疑というのが,所持から現在まで時間が経ってしまっている以上,どのような証拠関係でそういった逮捕状や捜索差押令状が出たのかなというのはなおさら気になってくるところではあります。