弁護士生活も10年目となってくると、いろいろと講演を頼まれることも増えてきます。
私の場合は、所属している委員会の関係もあって、特に、成年後見の分野で頼まれることが多いです。
弁護士のような専門家を相手に話すこともあれば、一般の方を前にお話しすることもあります。
でも、これがなかなか難しい(。>0<。)
なるべくわかりやすくとは思うものの、どうしても、法律用語が難しかったり、一つのことを説明するために前提としていくつかのことを話しておかなければならなかったりして複雑になったりして、なかなか思うようにはゆかないことが多いです。
弁護士などの専門家相手の場合には、法律用語や制度については当然の前提としてお互い分っているのでよいのですが、やはり、一般の方相手ですと、そこから説明しなければならないというところもあり、かといって、そもそも、法律用語や制度の一般的な説明というのは、もともと勉強していても抽象的で回りくどくて面倒くさいところがあるのですね。。
それはさておいて、専門家にせよ一般の方にせよ、やはり、具体事例を使って説明した方が理解の進度もよいようです。
やっはり、イメージしやすいですしね。
私も、弁護士会の研修会などで講師のお話を聞くことも多いのですが、やはり、具体事例が多い研修については聞いてよかったなと思うことが多いです。
講演などを頼まれると、私も最初の基本概念から勉強しなおしたり、裁判例を調べたりすることが多いのですが、改めて、自分の勉強にもなるし、準備は本当に大変ですが、終わってみると、やってよかったなと思うことがほとんどです。
■ランキングに参加中です。