ホームページ作成のための業者選定と弁護士選びには似通った面があると書きました。
まずは、基本的なところからですが、「打ち合わせのための日時を調整したい」といってきていながら、こちらが複数の候補を提示しているのにもかかわらず、ほったらかしというのは困りました。
別に弁護士選びに限らないことですが、このようなことをされては、その業者にお願いしようとは思いませんよね。
さらに、一番ひどかったのは、見積もりや構成の原案を送りますと言っておきながら、そのまま音沙汰なかったという業者さんもいました。
こんな業者さんに任せたいとはとても思いません。
弁護士に例えて言えば、見積もりなどをお願いしたが、期限までに送ってこないということになります。私は、期限を区切られた場合はメモ帳にメモして、必ず厳守するようにしています。
お恥ずかしい話ですが、弁護士に対する苦情で多いのは、期限を守らないとか、時間に遅れる、報告がないといったことがあります。
昔のおおらかな時代であればそれで済まされたのかもしれませんが、今の時代にそれをしていては顧客からの信頼は得られないでしょう。
さらに、弁護士に対する苦情で一番多いといわれているのは、「態度がデカイ」「言葉遣いがなっていない」「エラソー」「冷たい」とかいうものです。
さすがに、今回お話したホームページ作成業者さんには、そんな方はいませんでした。。
今回書いたのは、当たり前といえば当たり前のことなのですが、初めて取引しようという場面では、言葉遣いや態度、髪形や服装、期限を守るといった基本的なところの判断要素が大きな比重を占めるため、いかに能力があろうとも、そのような基本的なところで顧客からの信頼を失わないように気を付けなければならないのだということを改めて学んだ次第です。
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