GOATってよく言われてますね | 44G 走りながら考える

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44年間の教員生活を終えました。昔のこと、今のこと、くだらない話、教育の話、まじめな話、毎日のフツーの日々、本、音楽、映像など、その日の気分で書いていきます。

最近アメリカのスポーツ界で

GOATってよく言われてます

Greatest Player

Of All Time

っていうようなことじゃないでしょうか

NBAでは

マイケル ジョーダンか

レブロン ジェームスか

どっちが

GOATかなんて

話題になってます

 

大谷翔平選手だって

GOATだって

さわがれてます

 

昨日は

負けを経験したボクサーの方が

すぐれたボクサーになると書いていたような

 

どうしてかな?と考えてました

 

今までで一番強烈なKOシーンとして覚えているのが

二つあるのですがその一つは

ロベルトデュランが

トマスハーンズにKOされたときです

最後、右ストレートだったかな

打ち込まれて

そのあと少したってから

ゆら~と身体が倒れていって

そのままリングにどおんといったものでした

あのデュランがこんなになるなんて

信じられない光景でした

 

デュランというのはそんなに

インテリジェンスのあるようには見えませんでした

貴公子でもありませんでした

石の拳と言われただけあって

ストロングスタイルで

ガンガンいくタイプでした

ライト級から

上にあげていって

最後ミドルで戦ってました

たたき上げの強さをもっていました

 

その彼がひどい負け方をして

それが記憶に残っている

どうしてなんだろと思いますが

それはぼく自身のものの見方なのかもしれません

負けることによって

その人の陰影が深くなるとでも言うのでしょうか

人間的に奥深さを増すように見えます

ぼくがそう思うのですから

もっとすごいボクシングファンの方ならもっと思うと思います

 

負けがその人を強くもします

けれど観る側もその人に対する思いをより深める

と思います

 

そこにファイターとしての

より大きな精神性のようなものを感じ取ります

負けて終わりではいけないのです

負けた後

どんな戦いをするのか

そこが問題です

その戦いで

多くのファンは

その人を判断します

 

その代表が

モハメド アリでしょう

 

かれはすべてのスポーツ選手の中で

GOAT

だと思っています

スポーツだけでなく

世の中を変えてしまうきっかけを作った人です

(ベトナム戦争終結させた遠因の一つになっているのでは?)

 

負けることはとても大事

本人にとっても

周りの人にとっても

人の一番の成長のモチベーションは

負けることだと思ってます

 

もちろん

負けた後が

本当の

勝負です

 

井上尚哉選手には

日本人ボクサーのGOATになってほしいです


子どもももちろんそうです