きのう、肩の痛みを訴える女性がこられた
明らかに俗にいう「五十肩」である
通院はしておいでだが、よくなるどころかむしろ悪くなっているような気がすると・・・
治療内容と投薬等を伺ってみた
まず、週1回通院なさっているそうだが、
その度に様子を聞かれるそうだ
で、可動域が改善していないと
『リハビリ、なさってますか?』と聞かれるらしい
確かに、五十肩は運動療法は欠かせない
それはひとつうなずける
しかし、指導内容としては
「肩を回す事。棘下筋等のストレッチ・・・・・」
え? である。
五十肩の場合肩甲骨についている棘下筋はむしろ伸張傾向にある
ストレッチを指導するなら、むしろ前側の胸筋等であろうが・・・
リハビリの仕方も、具体的とはいえない
これでは、患者さんはどうしていいかわからないだろう
さらに投薬。
鎮痛(ボルタレン)、筋弛緩剤、シップ
これらが出て終わりだそうだ
院内で物療器をあてるわけでなく
リハビリをするでなく
「あとは、自分で努力・克服しなさい」
ということだろうか、と、その方も言っておられた
うむむ・・・・
肩に痛みが出ている場合、肩関節の位置は
前側にスライドしていることが多い
胸筋が前側に引っ張ってしまっているような感じだ
関節もそうだが、肩口から背中上部の筋膜(皮膚・筋肉)も
前に前にと引っ張られている
それが証拠に、キネシオテープを肩上部(肩関節でもいい)に貼り付け
肩甲骨にむけて引っ張る
こうするだけで、可動域が改善する
五十肩は酷い痛みを呈する
このため、動かすことをやめる
状態の悪くない筋肉も使わない
全体的に血流が悪くなる
さらに硬くなる
それが進むと、フローズンショルダ(凍った肩)状態となる
こうなると、まず氷を溶かすのだけでも相当な時間が必要となる
進行すると、色々な筋肉に影響が及び問題筋の特定難しくなる
逆に、初期であればメインがどこかを判定しやすいというわけだ
幸い、今回の方はまだ時間があまり経っていなかったので
肩関節及び筋膜を調整し、
挙上筋である三角筋をメンテ
90度挙上が困難であったが、お帰りになるときは120度くらいまで
挙上できるようになった
何よりも、挙上時の痛みが激減したそうだ
次回は土曜日に来られるので
予後はまた次回に・・・・・