メモで視覚支援 | 自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

社会福祉士で知的障害者生活支援施設→現在発達凸凹さんゆっくりさんの児童デイ勤務。性質を知って、心に寄り添う関わり方で、セルフケアで。支援する人、子育て・家族のケアをする人が楽に、ゆっくりさん凸凹さんが自分のままでのびのび。

気になっていたおめめどうさんのメモを購入してみましたニヤリ





おめめどうさんのことを知った当初は、

わざわざメモを用意しなくても、伝えたい時に伝えたいことを白い紙に書けばいいんじゃない?

と思っていました。




だけど、書式が決まっていることがいいんですね〜



何を伝えるのか、何を伝えられているのかが、視覚的にわかりやすくなっています。

なので、伝えられる側は伝えられることがわかりやすいのはもちろん、伝える側も、どう伝えればいいのかがわかりやすいです。


ただの白い紙だと、相手に伝わるように書けるのか??



また、毎回同じ書式なので、自閉症の方が初めはわからなくても、使ううちに、これはこういうことを伝えられてるんだということがパターンとして理解しやすくなります。



そして、メモがあれば、こういう時にこのメモが使える、今このメモを使いたい、という場面で使い方が思いつきやすいです。


私も購入してから、

「おやつを待ってるから、時計のメモを使ってみよう」

「大きな声を出してるから、吹き出しのメモや4コマメモで伝えてみよう」

などと、メモを使って伝えてみようと思いつくことがたくさんありました。




私は事業所で視覚支援をしているつもりだったけど、絵カードとかこだわりすぎてたのかなと思いました。

もちろん、それが必要な場面もありますし、絵カードには絵カードの良さがあります。


でも、デメリットとして、絵カードの用意がなければコミュニケーションできなくなります。


その場でメモにさっと書いて伝えることができるのはかなり便利で、いつでもどこでもコミュニケーションをすることができます。



知的の遅れが重度の方には難しいんじゃないの?

と私も初めは思っていましたが、自分が使用する場面をイメージした時に、重度の方でもできるだろうなと思いました。


その方に合わせた内容を工夫したり(絵なのか文字なのかとか)、理解できる方法と組み合わせて使うのもいいと思います。


いきなりは難しくても、何度も繰り返すこと、できるならば子どもの頃からこれらのメモを使って伝えていたら、コミュニケーションをしやすくなるのではないかと感じました!



合う合わないもあると思うので、すべての人に合うわけではないと思いますが、

視覚的に伝えること

伝え方を工夫すること

もっと広がるといいなと私は思っています。



支援の場で、その人の理解度をアセスメントしましょう、合わない時はやめましょうとよく言われ、何度かやってみて難しそうならやめるということがあります。

できないことをずっとやっているのは労力も時間も無駄だし、しんどい。


だけど、何度も繰り返すことで覚えていくこともあります。


「この子にはわからない」と諦めるのは、もったいない!!



楽しいことなら理解しやすいので、楽しい場面から始めて、もっと人とのコミュニケーションを楽しめるようになったらいいなと思います。


おめめどうさんのコミュメモはそのきっかけになると思いました星



日常で手軽にコミュニケーションできる方法の1つとして、知ってもらえたらいいなと思います。




メモ1冊300円前後で、枚数も80枚とたっぷりなので、気軽に使いやすいのも魅力ですキラキラ



メモ以外にも、巻物タイプのカレンダーなども販売されています。
学校の職員室にあるような、1ヶ月を横一列に並べた形で、普通のカレンダーの段が変わるタイプだと見通しがわかりにくいので、一列にしたとのことです。
確かに見通しが理解しやすいと納得しました。

こちらも気になるので、いつか使ってみたいなと思っています照れ