新型コロナウイルスの感染拡大防止で、学校が休校になりました。
それについて、障害児の放課後等デイサービスで働いている私の、ただのつぶやきになりますが、言わせてください
とにかく、いろいろとタイミング悪かった。
発表されたのが木曜日の夜。
次の日は金曜日。
月曜日から休み、なんて一日しかない。
大慌てでスタッフの話し合い。
月曜日からの受け入れ体制、送迎体制の確保。
利用できるのかと保護者からの問い合わせの対応。連絡。
本当にバタバタの一日でした。
また、金曜日にお迎えに行ったらみんなの荷物の多いこと。
先生たちもまとめるの大変だったでしょう
忘れ物のないようにいつも以上に気をつけながら送りました。
しかも、今は年度末。
春休みに向けて、新年度に向けて、児童が春休みに入って一日利用になる前に準備をしておかなきゃ、新しい子の受け入れ準備をしなきゃ、半年に1回のモニタリングもあるから個別支援計画を作成してお母さんたちと面談しなきゃ…
という時期に。
まあ、段取り全部パーです
何より、中学3年生の子のつぶやきに泣きそうになりました。
「あと少しで卒業なのに学校に行けないなんてひどいよ!」
「好きな友達に会えなくなるなんて悲しい」
帰り際に先生たちと固く握手を交わす子もいました。
卒業式はあるみたいですが、卒業生だけとか。
突然のお別れは悲しいね…
学校の先生たちも大変でしょうし、児童生徒が卒業したり先生が来年度離任されてもう会えなくなることもあると心残りではないでしょうか。
感染防止のためには仕方のないことです。
その考えに則れば、私たちも閉めるべきなのかもしれません。
でも、じゃあ、障害のあるお子さんの居場所は?
お母さんのお仕事は?
こういう時、福祉は止まりません。止められません。
学校がなくなったから子どもの安全は守られた。感染防止になった。
そんな単純な話ではないと思います。
お仕事をされている保護者。
その保護者が働く職場。
学校がなくなっても子どもを預かる民間事業所。
本当に必要かどうか根拠のわからない対策の裏で、大変なことになっている人はたくさんいます。
子どもは学校休みだからと遊びに行くだろうし。
なんだかなぁという感じです
うーん、まあ、でも、愚痴っても、始まったことはもう仕方ないので
とりあえず、月曜日から、段取りの修正をしながら、夏休みくらい長い春休みを、朝から夕方まで児童と過ごす毎日が始まります。
がんばります!