前々回の記事



の続きです。


再判定日の午後に旦那と軽く話し合いをしたあと。


PGT-Aや転座の検査についてもう少し調べてみました。


といっても学術的な調べ物はしていません。


アメブロで検索したり、ネットに落ちてたPGTについての説明資料(リプロ以外のクリニックの)を読んだり、そんなレベルです。



アメブロでは意外と見つかりませんでした。


特に転座について。


ひとつだけ、転座ありでPGTした結果を載せているブログを見つけました。


グレードと染色体の正常異常は関係ないって本当なんだな、と。



そして他院の説明資料を読み、旦那にも共有して読んでもらいました。


・100%確実というわけではない

・PGTの卵への影響は未知


というあたりを読んで、


医者の立場からしたらごもっともだけど、患者としてははっきりさせてほしいんだよなー


と思ってしまいました。


100%の検査や治療なんてないのは分かってる。


何にでも未知のリスクの可能性がつきものなのも分かる。


私も患者さんには念には念を入れて色んな可能性について説明するし。


患者さんのためにも自分たちを守るためにも。


でも、自分が受ける立場になると確証が欲しいと思ってしまうものですね。




調べて説明資料も読んだうえで、もう一度旦那と話し合いました。


メイントピックは


不育症の検査で何も引っかからなかった場合にのみ検査をするか

それとも最初から検査するか

検査するならどの程度調べるか


について。


要は、卵側の因子をどれくらい疑うか、ということになります。


以下が今までの治療経過のまとめです。


2019年夏〜2020年3月

近所のクリニックでタイミング法6連敗


2020年8月〜10月

リプロに転院、人工授精3連敗


2020年11月

採卵①


2020年12月

移植①→化学流産


2021年1月

採卵②


2021年4月

移植②→妊娠、出産


2023年6月

2人目治療開始(まずは保険で)

子宮内膜炎+→治療


2023年9月

移植①→化学流産(2回目)


自費に切り替え

着床の窓ズレ・子宮内膜収縮・子宮内フローラの検査が引っかかる

子宮内フローラがなかなか整わず、オーグメンチン60回内服で再々々検査はせず


2024年3月

移植②→陰性


2024年4月

移植③→化学流産(3回目)



私としては、


1人目治療の時は2回目の採卵でとれた4AAを移植したら一発でうまくいき、


2人目治療では1人目の時は引っかからなかった子宮内膜炎や着床の窓ズレ、子宮内膜収縮で引っかかり、子宮内フローラも悪く(これは1人目の時は調べてない)、

同じ4AAを3回移植して全部ダメだったから子宮内膜が悪いのではないか


と思っていました。


つまり2回目の採卵の4AAは全く問題なくて私の子宮側の問題、と。


まあでも確かにあれだけ治療したのに治療後の移植が2回ともダメだったというのは、卵に何か問題があったのかもしれません。


でも、


子宮内フローラが整ってない

子宮内膜炎が再発した

子宮内膜収縮がダクチル最大量でも抑えきれていない


という可能性も否定はできないし。


などなど考えはじめるとキリがないし、素人が考えても仕方ないのかもしれない。


旦那の意見は


どれくらい卵が原因の可能性があるかは分からない

けど、とりあえずPGTは卵への影響が未知だからあまりやりたくない

自分たちの転座を調べるのは卵への影響はないし、可能性を潰すという意味でやっておいてもいいのでは?


とのこと。


一理あるとも思いましたが、


自分たちの染色体を調べるの怖いな


と思いました。


明確にどっちが不妊の原因を持っているのか分かるかもしれないと思うと怖いです。


私は生理不順やバセドウ病があり、旦那の検査は毎回問題なかったので、少なくとも旦那単独の原因はないと思っていました。


万が一、いまさら旦那の転座が分かったりなんかしたら、と思うと…。


もちろん、私に原因が見つかる可能性もあるし、2人とも正常ということもあるでしょうけど。


でも何となくですが、怖い怖い言いながらも転座の検査は受ける気がします。


PGTはその結果見てからかな。


不育症の検査も転座も何も問題なかったら、どうしましょうね?


もともと私は


残りの卵をとりあえず妊娠するまで移植していけばいい


なんて数打ちゃ当たる作戦的な考えを持っていました。


でもホルモン補充もつらいし化学流産もつらいしメンタルも持たないだろうし、

と考えるとPGTで卵を調べておくのは戦略として正しいんだろうなと思います。


まあ正常胚と分かった胚を移植して陰性や化学流産が続くのもなかなかキツそうだなとも思いますが。


結果が出るまではタラレバ言っても仕方ないので、とりあえず次の生理を待ちます。


自然に任せていると生理は大体40-60日周期のようなので6月下旬くらいかな。


次の移植は別に急いでないので、転座の検査についても急がず、一度不育症の採血を受けに受診する際にもう一度相談して決めることにします。


結局は前回の話し合いの結論と同じく、


まずは次の生理が来たら不育症の検査をする


ということに変わりありません。


でも、その後どうするかについて調べ物と話し合いで少し見えてきた感があります。



とりあえず少しの間ですが2人目不妊治療から解放されます。


先週くらいに3回目の化学流産が終わりましたが、やはり急には気持ちが切り替えられないもので。


2人目できなかったな

治療再開してもダメなんじゃないか


という感じでしばらく「敗北感」みたいなものを引きずっていました。


人の悪気ない発言や文章に勝手に傷ついて深く落ち込んだりもしました。


最近やっと元気になりました。


前回のアメ限記事、闇が深すぎて消そうかなと一瞬思いましたが、これはこれで今の心情の記録だからと思って残しておくことにしました。


今は大丈夫です。




ここしばらくメンタルの調子が悪かったおかげで翻訳がめちゃくちゃ進みました。


去年の大晦日にご依頼いただいた8万字近い原稿の日英翻訳、無事に納品できました。


大作だったので納品できた時はすさまじい達成感でしたね。


今は3件目にご依頼いただいたポストエディットを進めながら、去年からずっと取り組んでいる次回作の執筆も進め、さらに新しいコンテンツも作成中です。


おかげさまで充実しています。


今月末はこのイベントがあります。



作家・翻訳家として活動する私も見てほしいと思って、旦那・実母・息子を招待しました。


楽しみたいと思います。