すごいどうでもいい嬉しい話思い出した
某所で「いい文学作品紹介すれ」みたいなブログがあってそこでいろんな人が近代~最近の良作を紹介してたんだけど、それで思い出した大学時代のちょっと良い思い出。
私大学で日本文学について勉強していたんですが、近代小説がほんと苦手だった。なぜか苦手だった。
どのくらい苦手かっていうと夏目漱石読んでもあんまり面白いと思えないくらい。
でも、日本文学で卒業するためには近代文学の単位もとっておかなくちゃいけないので、とりあえず単位取りやすそうなのを選んで授業受けてました。
当時は近代小説いやいやなのとちょっと鬱らしいのわずらってたらしいのもあって、授業には最低限しかいかない始末で。
しかし授業は授業なので課題が存在していました。
私の選択した課題は森鴎外の「金比羅」でした。
森鴎外は、高校時代の授業「舞姫」と、偶然読んだ「大発見」が面白かったので、近代小説の中でもとっつきやすかったのです。
でも、やる気がなかったので一週間発表を遅らせ(…)一応レジュメっぽいのを作って発表に臨んだのでした。
ところで当時授業のなにがつまんなかったのかって、他の人の発表を聞くことほどつまらないことはなかった。
そのクラスの発表はレジュメをA4一枚~二枚で作ってみんなに配布して発表するのですが、みんななぜかレジュメを読み上げるだけなんだ。
いやそれレジュメ読めばいいだけで声に出す必要なくね?(´Д`;)とつねづね思っていた私はレジュメには最低限の項目のみ書いて、発表内容を充実させることに重点を置きました。発表はレジュメを補足することに重きを置いたのね。
まあでも大学生のやることなんで、あんまり充実したものではなかったけれども。
それでも発表が終わった際に、ある点で先生にほめられました。
曰く、「金比羅の解釈で、女性に目をつけた点は僕が知る限り新しい。それを中心に発表をおけば、もっと広がりをみせて面白くなったはず。今後ぜひ」
いやあ嬉しかったです。
「新しい」って言われたんだぜ!専門にしてる人に!!
目の付け所が新しいって!!!! …いや、今までなんで金比羅研究してる人が女性に目をつけなかったのか知らないけど。
ちなみにそのほめられた点とは、金比羅に出てくる主人公の奥さんや隣人?の奥さんが霊験あらたかな金比羅山についていろいろ体で感じていた件について「巫女っぽいよね。森鴎外がこのような役割を女性に持たせた意味やいかに?」的なコンテンツであまり掘り下げてなかったんですが。
もっと掘り下げて卒論書けとまで言われた記憶がありますが、結局やっぱり近代は苦手で卒論は万葉集でgdgdなものを出しました(笑)
大学を卒業して数年経って、最近ようやく近代文学を面白いと思えるようになりました。
当時どうして近代は苦手だと思っていたんでしょうね。
今考えるに、当時の自分はかなり情緒不安定で、近代文学に自分を投影するのを避けていたのだと思います。
近代文学って、情緒不安定なもの多いと思っていて(笑)そこに自分が身を置くと、もっと深みにはまってしまうと思っていたんじゃないかな。
なんという中二病
ところで「大発見」読むとほんと森鴎外観変わりますよ中高生の皆様
大作家が鼻くその話なんか書くなよ…!!!!高校の国語の先生と大爆笑していた思い出