ロサンゼルスでは、30度を超える日が続いています。
さすがに暑い日が続くと、家のクーラーにも負担がかかります。
クーラーも、ずっと働き続けていると調子が悪くなることがあります。
人間も、少し似ているのかもしれません。
今日は、自宅で仕事をするのではなく、近くのカフェに場所を変えて仕事をしています。
場所を変えるだけで、気分が変わります。
同じ仕事でも、少し違った視点で考えることができます。
不妊治療でも、私生活でも、仕事でも、同じようなことが言えます。
トラブルは、場所についてきます。
同じ場所で、同じことを繰り返していると、いつの間にか視野が狭くなってしまう。
だからこそ、定期的に場所を変えてみる。
それは、とても大切なことです。
さて、今日、カフェでやっていた仕事は、
ロサンゼルスに滞在される患者さまや卵子ドナーの方のための「滞在プラン」を作っていました。
ロサンゼルスで不妊治療を受ける場合、クリニックに行く時間はもちろん重要です。
しかし、当然ながら、滞在期間のすべてをクリニックで過ごすわけではありません。
クリニックに行っていない時間。
薬を飲んでいる時間。
ホテルや滞在先で過ごす時間。
食事をする時間。
少し散歩をする時間。
そして、何も予定がない時間。
実は、こうした時間も、とても大切です。
何も予定がない時に何をするかによって、人生は変わります。
仕事がある時に何をするかは、ある程度決まっています。
予定がある時も、やることは決まっています。
ただ、仕事や予定がない時間。
いわゆる「空白の時間」をどう過ごすかで、人生は変わります。
不妊治療も同じです。
クリニックで診察を受けている時間は、治療の中ではほんの一部です。
お薬を飲んでいる時。
次の診察を待っている時。
自宅で過ごしている時。
ロサンゼルスやハワイに滞在している時。
クリニックに行っていない時間のほうが、ずっと長いです。
もちろん、治療結果は医学的な要因によって大きく左右されます。
だから、「生活を変えれば必ず結果が変わる」という単純な話ではありません。
ただ、「空白の時間」をどのように過ごすかによって、何らかの変化が起きる可能性はあります。
心と身体をできるだけ穏やかに保つこと。
無理をしすぎないこと。
自分に合った環境で過ごすこと。
そして、自分が今どこにいて、何をしているのかを少し客観的に見ること。
以前は、卵子ドナーの方のために滞在プランを作ることが多かったのですが、最近では患者さまからご相談をいただいて、作成することもあります。
オンライン面談で念入りにお話ししながら、その方に合った過ごし方を考えていきます。
観光をたくさんしたい方もいれば、できるだけ静かに過ごしたい方もいます。
ロサンゼルスらしい場所に行きたい方もいれば、ホテルの近くでゆっくりしたい方もいます。
大切なのは、「正しい過ごし方」を押し付けることではありません。
その人に合った選択肢を知ること。
そして、その中から自分で選ぶことです。
不妊治療でも、私は「選択肢を知ること」がとても大切だと思っています。
卵子提供をするのか。
自分の卵子で治療を続けるのか。
別の方法を検討するのか。
すぐに決める必要はありません。
「どんな選択肢があるのか」を知ること。
それが、これからの治療や人生を考えるうえで、大切なのかもしれません。
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