家の前に綺麗な銀木犀が咲いています。
金木犀は秋に咲くイメージがありますが
家の前でさく銀木犀は年中咲いていて気に行っています。
ロサンゼルスでは金木犀は見たことがなく、銀木犀は金木犀のように香りは強くありませんが
実は銀木犀の変種が金木犀なので
銀木犀の方がメインの木犀です。
金木犀といえば香水を思い浮かべる人も多くいるのではないでしょうか。
金木犀は英語でOsmanthusといいますが、通称Sweet Oliveなどとも呼ばれ
アメリカでも人気の香りです。
金木犀の花言葉は初恋など、恋にまつわるものが多く
甘くて優しい香りが「恋愛」を思い浮かべるのかもしれません。
動物は異性へのアピールにさまざまな手段を用いています。
動物にはそれぞれの繁殖戦略がありますが、発情期に甘い香りを分泌させて異性にアピールしている動物もいます。
例えば、マダガスカル島に生息するワオキツネザルのオスは発情期にフローラルな香りを分泌させて異性にアピールします。
進化し続けている人間の場合、さまざまな方法で異性に生殖能力をアピールするようになりました。
見た目であったり、知性であったり、優しさであったり、身体能力であったり
原則、遺伝的に自分に足りない部分を補えるパートナーに惹かれますが
安定を求めている状況では、遺伝的に自分に近い人を求めるようになります。
五感を全て使って異性に生殖能力をアピールする人間ですので
当然、香りも大切です。
香りに魅了されて、ついつい惹かれてしまうことだってあるだろうし
香りが妊娠に導いてくれる可能性だってあります。
銀木犀からでるわずかな香りで想像を膨らませましたが
日本で木犀の花といえば金木犀
秋の香りですので、時期外れの話題でした。
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