ドジャースで活躍する大谷翔平の元通訳の違法賭博問題がクローズアップされています。
いろいろと問題がある事件ですが
私はギャンブルへの依存症という病気として注目しています。
依存症にはアルコールや薬物・ギャンブルなどがあり
「やめたくても、やめられない状態」です。
生物学的要因や遺伝的要因などもありますが
環境要因が強く影響します。
家庭環境も問題になることがありますが
依存症にさせている社会の問題も大きな原因です。
アルコールもタバコも薬物もギャンブルも
そうした環境をつくっている社会も問題なので、社会にも責任があると思います。
脳には快感を報酬として認識するために、脳内報酬系という部位があります。
種を存続させるために大切なホルモンですが、依存症になるリスクもあります。
ギャンブルで報酬をもらえると期待させるとドーパミンという快楽物質が分泌されます。
ギャンブルでドーパミンを得られると脳が覚えると依存症になります。
依存症で問題なのは、本人や誰かが困るからです。
ギャンブルに依存すると破産する可能性があります。
家族や友達との関係も悪化し、経済的に困らせてしまう可能性があります。
仕事や学校など、やらなければならない事にも手が付けられなくなり
最悪な状況に陥ってしまう可能性もあります。
不妊症も社会に責任があるとは思いますが
ギャンブル依存症も社会に問題があります。
大谷選手の元通訳の問題も
いろいろある出来事ですが病人として社会も見守る必要があるのではないかと思います。
誰にも起こりえる生物学的要因で、社会がつくった環境も問題ですので。
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