アメリカのFDAでクリスパー・キャス9(CRISPR-Cas9)の治療が12月8日に承認されました。
先月、英国でも治療が承認され、世界が最も注目しているゲノム編集治療です。
不妊治療でも着床前診断(PGT-A)が普及していますが
着床前診断は異常のあるものを選別する技術であるのに対して
クリスパーキャス9は異常そのものを治す技術です。
対象となるのは鎌状赤血球症です。
アメリカでの患者数は約10万人で、遺伝子の突然変異で血流の悪化や体の痛みを引き起こす病気です。
最悪の場合、死に至ります。
日本でも3000人に1人の割合で存在するようですが
おそらく、その人数は想定している以上です。
鎌状赤血球症やβサラセミアは、もともと日本には存在していませんでしたが
国際化に伴い国内でもジワジワ増え始めています。
コロナ禍で気づいた人も多くいるとは思いますが
世界は私たちが想像している以上に繋がっています。
遠くの国の出来事は対岸の火事ではありません。
遺伝子編集は人類の存続にかかわるので慎重に実施するか判断をしなければなりませんが
遺伝子編集によって人生を変えられる人も多くいます。
必要とする人は非常に多くいます。
世界の医療業界は次のステージに既に進んでいます。
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