「採卵や移植前はSSNやブログをよく見ていたが、
凍結胚移植後は眠くなり、連絡が途絶えてしまいました」
そんな連絡をたびたび頂きます。
生理前も眠気がひどくなる人はいます。
同様に、妊娠初期も眠気がひどくなる人はいます。
これは、つわりの一種で、月経前症候群（PMS）と考えられます。
妊娠初期や生理前はプロゲステロン（黄体ホルモン）が増えます。
卵子提供の場合は、お薬でプロゲステロンを増やしますが、
そのプロゲステロンが眠気を誘う犯人です。
プロゲステロンは眠くなります。
プロゲステロンが上がる妊娠初期は
流産しないためにも、横になって休むのが一番です。
妊娠初期は体が横になって休むようにと脳に信号を出していますので、
素直に体の言葉に従って眠るのが一番です。
体が何を求めているのかがわかれば素早く自分で判断ができますが
体が自然原理とは関係なく、何らかの反応をすることもあります。
私たちはそうした反応も見極めなければなりません。
眠くなったとしても
ストレスによる睡眠障害かもしれません。
体が疲れているのかもしれません。
何らかのホルモン異常によるかもしれません。
・毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
・昼寝はしない
・ベッドルームは静かで暗く、温度は若干低温にすること
・午後からはカフェインを飲まない
・睡眠前の飲酒はしない。
・バランスよく、食事はしっかりとる。
・朝食もしっかりと食べる
・水分をしっかりとる
体にはリズムがあります。
リズムを理解していなければ、睡眠障害になる可能性もあります。
睡眠障害は男性不妊や女性不妊の原因になる場合もあります。
夜明けと共に日光にあたり
朝食をしっかりと食べる。
その後、どうしても眠くなったら、横になって休む。
もしかすると妊娠しているかもしれません。
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