卵子提供プログラムでの初回検診で
子宮筋腫がみつかることは多くあります。
40代後半の私たちの年齢では
80%の女性に子宮筋腫があるというデータもあるくらいです。
子宮筋腫は珍しくありません。
子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできる腫瘍です。
腫瘍とは、自分の体の細胞とは違う細胞の集団のことです。
子宮筋腫は「がん」ではありません。
筋腫には良性と悪性がありますが、
子宮筋腫は良性です。
「がん」のように、他の細胞を破壊したり、転移したり
生命を脅かすものではありませんが、
大きくなったり、100個以上できたりすることもあります。
子宮筋腫は問題ありませんが、
子宮筋腫がある場所や大きさによって
過多月経や月経痛、貧血がある可能性もあります。
腹痛や頻尿、便秘も子宮筋腫の症状です。
妊娠に関する症状ですと、性交痛、不妊、流産、分娩障害などがあります。
卵子提供で良い受精卵ができても
子宮筋腫の場所や大きさによっては妊娠に影響します。
かといって、手術をすれば良いというわけではありません。
子宮筋腫核手術をしても、状況によっては子宮に傷がつきます。
手術をするかしないかの判断が難しい人もいます。
手術の方法によっては採卵できる時期が変わります。
手術の方法によっては凍結胚移植が出来る時期も変わります。
お腹を切る開腹手術は、体が回復するまでに時間はかかりますし、
お腹を切らない膣式手術や腹腔鏡手術、子宮鏡での手術などではお腹を切る必要もありません。
筋腫の状況や位置、大きさによって手術方法も変わってきます。
どうするべきかは、私たちの経験に基づいてアドバイスします。
手術をするかどうかの選択は患者さま自身になってしまいますが
私たちの経験とデータで最も良いと思われる方法は常に提案していきます。
ハワイで卵子提供プログラムに興味がありましたら、
エルエーベイビーまでご連絡ください。
お問い合わせは、こちらから
卵子提供の相談はZOOMで。
予約はこちらから