高齢妊娠や高齢出産で注意しなければならないのが
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)です。
妊娠高血圧症候群とは、妊娠20週以降、分娩12週までの間に高血圧になる疾病です。
妊娠中に高血圧になる、はっきりとした理由はわかりません。
高血圧には2種類あります。
本能性高血圧と二次性高血圧です。
本能性高血圧の場合、生活習慣の乱れが要因となっていて
ストレス、喫煙、塩分、肥満、体質などが原因です。
二次性高血圧の場合、他の病気が原因で血圧が高くなっているので注意が必要です。
二次性高血圧でよくあるのが、アルドステロンという血圧を上げるホルモンの過剰分泌です。
塩分が足りなくなって血圧が下がると分泌するレニンというホルモンの分泌も増え、
レニンがアンジオテンシンⅡというホルモンをつくり、アンジオテンシンⅡが血圧を上げます。
本来、塩分が足りなくなった時に現れるメカニズムが、常に起こっている状態になるので高血圧となるのです。
アルドステロンやレニン、アンジオテンシンⅡは妊娠15週頃から増加するので
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)が起きると考えられます。
レニンやアンジオテンシンⅡは、
塩分が足りなくなって血圧が下がると危険なので、
血圧を調整して貧血を防ぐのが本来の役目です。
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