先日の代理出産プログラムでの代理母出産後、
お子さまにあらゆる検査をしました。
その中で新生児黄疸の検査は、何度も行います。
英語で黄疸は、jaundiceです。
「ジョンディス」って発音します。
黄疸は、皮膚や白眼が黄色く見えます。
出産後の赤ちゃんには珍しくなく、
白人は60%の割合で発生するに対して、日本人は98%というデータもあります。
生まれたばかりの赤ちゃんの顔は赤いです。
顔や体が赤いから、「赤ちゃん」です。
顔や体が赤ければ、顔や体に充分に酸素(赤血球)が行き渡ってる証拠です。
ただし、出産後、赤ちゃんが自分で呼吸し始めると、
赤血球過多になる可能性があります。
赤血球過多になると、赤血球は脾臓で破壊されて、
黄色い色素のビリルビンとなります。
通常、ビリルビンは体を循環して、ウンチとなって排出されます。
ただ、赤ちゃんの肝臓はまだ未熟ですので、ビリルビンがうまく排出されず、
赤ちゃんが皮膚や白眼が黄色く見える黄疸になる時もあります。
黄疸は、男の子に多く、低体重児ほど強く表れます。
黄疸が出た時、新陳代謝を高め、ビリルビンがうまく排出できるように、
ミルクをいっぱい飲ませようとするのは、こうした理由です。
普通は赤ちゃんにとって黄疸は有害ではありません。
ただ、黄疸が強くあらわれ、長く続いた場合、
赤ちゃんは聴覚障害や脳障害を起こす可能性があります。
2週間以上続けば、肝疾患の可能性も疑います。
普通は、生後3日程でビリルビン値がピークとなり、数値が下がってきますが、
ピリルピン値が高すぎる場合は、光線療法が必要になってきます。
生後24時間以内に黄疸があらわれても警戒が必要です。
光線療法はNICUで行われます。
NICUとは、新生児特定集中治療室です。
光線療法では、赤ちゃんに青い光をあて、ビリルビンの排泄を容易にします。
赤ちゃんは裸でアイマスクとおむつをした状態で青い光に当たっています。
赤ちゃんがかわいそうと感じ、泣き出してしまう患者さまもいますが、
赤ちゃんに害はありません。
赤ちゃんも頑張ってます。
アイマスクをしているのは、赤ちゃんの目を守るためです。
早ければ、2・3日中に退院です。
出産後は、何度も黄疸の検査を行い、
赤ちゃんの体調を調べ、
問題なければ退院となります。
9月14日(土)に東京で、9月21日(土)には大阪で卵子提供説明会を開催します。
参加は無料です。
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