ロサンゼルスとホノルルは暑さのピークを越えたようです。
ロサンゼルスは逆に涼しく感じるような気温ですが、
日本は違います。
通常、日本の夏は太平洋高気圧が押し寄せてきます。
ロサンゼルスが年間を通じて温暖で乾燥した気候が続くのは、
この太平洋高気圧のおかけです。
太平洋高気圧で小笠原諸島の辺りで暖められた空気は、
夏になると日本にやってきて、
日本特有の暑い夏がやってきます。
ただ、去年(2018年)は違いました。
アジアからアフリカにかけての広範囲の大陸にはチベット高気圧があります。
通常は、このチベット高気圧は中国大陸までで留まりますが、
去年はこのチベット高気圧が中国までに留まらず、
日本を覆いかぶせてしまいました。
つまり、太平洋高気圧とチベット高気圧による
「ダブル高気圧」です。
ダブル高気圧になれば、日本は危険なレベルまで気温は上昇します。
私も昨年の夏は、卵子提供説明会で日本に滞在していましたので、
あの強烈な暑さは覚えています。
そして、今年(2019年)も日本はダブル高気圧です。
太平洋高気圧とチベット高気圧が日本を覆っています。
今日は、40℃近くまで気温が上昇する都市もあります。
非常に危険な状況です。
私たちの身体が耐えられる気温の幅は、想像しているよりも狭いです。
身体にはさまざまな温度調整機能が備わっているのは、
温度によっては身体がうまく機能しなくなる危険性があるためです。
ウイルスが体に侵入すると、
身体は免疫力を高め、ウイルスが増えないように体温が高くなります。
身体は熱に弱いですが、ウイルスと戦いためには、
まずは体温を高くする必要があります。
体温が高くなれば、卵子にも精子にも影響が出ます。
精子は33℃~35℃が適温です。
体温が高い状態が続けば、男性不妊になる可能性があります。
採卵周期や移植周期でも、体温管理は大切です。
移植後のホッカイロを禁止しているのも、受精卵は熱に弱いためです。
ダブル高気圧が来ている時は、しっかりと暑さ対策をしておかないと、
身体にもダブルパンチで影響が出る可能性があります。
日本には冷却スプレーや流行りのハンディファンなど、
便利グッズも豊富にあります。
ダブル高気圧状態は暫く続くようですので、しっかりと暑さ対策はして下さい。
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