「種を絶やさない」ための遺伝的多様性 | LA Baby - 代理出産 卵子提供エージェンシー

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先日、DAY1受精卵についてお話しました。

DAY1受精卵には卵子と精子からの前核(PN)が二つ確認できていないといけません。

前核には遺伝子情報が含まれています。





ヒトに男性と女性がいるのは、確実に「種を絶やさない」ためです。

自分の血を守るとか、自分の遺伝子を守るためとか、そういった次元ではありません。

もし単細胞生物のように、細胞分裂で子孫を残せれば、

全く同じ遺伝子を守れます。

 

ただ、ヒトはそれをしません。





単細胞生物の場合

 

雄性前核と雌性前核の二つの前核は必要なく、

1つの前核(1PN)だけで問題ありません。





その場合、全く同じ遺伝子は守れますが、

全員の長所も短所も同じです。

 

全員の短所が同じであれば、少しの環境変化によって絶滅してしまいます。





ひとつの例が19世紀のアイルランドで起きたジャガイモ飢饉です。

ジャガイモは通常、前年の球根を植える、無性生殖による栽培法を用います。

つまり遺伝子は殆ど同じです。

しかもアイルランドでは収量に効率が良い1つの品種に偏ってジャガイモを栽培していました。

当時のアイルランドではジャガイモに食糧を依存しています。





ある時、ジャガイモに伝染病が流行しました。

当時のアイルランドでは全てのジャガイモの弱点は同じですので、大半のジャガイモが感染し、

たちまち、アイルランドは食糧難になりました。

イギリスの対応も遅れ、人口の20%は餓死や病死し、

国外に脱出した人も多く、たちまち人口は半分になりました。





このように、全員の弱点が同じだと種は守れません。

そこで、ヒトの受精卵は雄性前核と雌性前核の二つがないと成長できなくなりました。

どちらに問題があってもいけません。





私たちの遺伝子の数は、約2万2000個です。

種内の遺伝的多様性によって、新しい生命が生まれます。

DNA上で起こる突然変異によって、環境に適応した遺伝的な変化は常におこなわれています。

両親が持っていない遺伝子変異も子供は100個くらい持っています。

自己卵子で出産されたお子様でも、卵子提供によって生まれたお子様でも、

新しい生命の誕生には変わりません。

 

 

 

 


現在は、コロナ禍による世界規模のパンデミックのまっさい中ですが

 

私たちは、こうしたパンデミックの積み重ねによっても強くなります。

 

それが人間の強みです。

 


 

 

 

 


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