お仕事が忙しい日、ついつい手を出してしまいがちなのがカップ麺です。
1973年に日清食品がアメリカでも「カップヌードル」を発売し、
世界中でも大人気なのが、日本のカップ麺です。
ちなみに、日本のカップヌードルと、アメリカのカップヌードルは味が違います。
日本のカップヌードルの方が美味しく感じます。
アメリカのカップヌードルは、日本のカップヌードルに比べて塩分が少なく、
うまみ調味料不使用、人工香料不使用など、健康に気を使っているのが、アメリカのカップヌードルの特徴です。
それでは、健康に気を付けているカップ麺であっても、カップ麺を不妊治療中に食べ続けることはだめなのでしょうか。
答えは、「ダメ」です。
理由は、私たちが1日に食べられる食材は限られているためです。
食品添加物に関しては、多くの加工食品に含まれていますが、
ここでは、食品添加物に関しては書きません。
自然食品でも、意外とカップ麺と同じ添加物が使われたりしています。
ただ、カップ麺のスープには塩分が多く含まれています。
塩分を必要以上に摂ると、血液の中の塩分濃度を薄めるために、血液の中の水分が増えます。
水分が増えると、血液量が増え、血圧が高くなります。
妊娠中は、妊娠高血圧症になるリスクもあり、不妊中から血圧を気にする必要があります。
塩分が必要以上にあると、身体の塩分濃度の調整をする必要があり、
腎臓に通常以上に負担がかかります。
妊娠中は腎臓に大きな負担がかかるので、塩分の過剰摂取によって弱くなった腎臓で妊娠は危険です。
カップ麺の殆どは炭水化物です。
太りやすい食品です。
大半のカップ麺には、カルシウムやビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれています。
カルシウムやビタミンB1、ビタミンB2は、妊娠に必要な栄養です。
ただ、カップ麺だけでお腹いっぱいになれば、他のビタミンやミネラル等が不足し、明らかに栄養不足です。
カップ麺に含まれているコレステロールは驚くほど多いわけではありませんが、
コレステロールの量に比べて、他の栄養が少なすぎます。
妊娠に必要な充分な栄養を摂るために、食事量を増やすと、脂肪が増えます。
脂肪の摂り過ぎは、卵子の老化に繋がります。
私たちは、1日に食べられる食材は限られています。
食べ過ぎは、脂肪が増え、卵子や精子などの老化につながります。
限られた食事の中で、その一品をカップ麺にし続けると、やはり、問題が出てきます。
サプリメントなどの栄養補助剤は、あくまでも、栄養の補助です。
出来る限り食べ物から栄養を摂った方が良い点を考えれば、
カップ麺を不妊治療中に食べ続けるのは、栄養不足になり、
母体にも、胎児にも危険です。
よって不妊治療中だけでも、カップラーメンは控えた方が良いとは思います。
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