東京の新橋オフィスには、私たちのスタッフが常勤しています。
現在、新橋で常勤しているスタッフは、昔、総合病院で正看護師として働いていたスタッフが
ロサンゼルスに留学した時にLA Babyに加わりました。
LA Baby本社で数か月トレーニングをした後、それまでいた新橋のスタッフと入れ替わりで日本を担当しています。
普段は、彼女が新橋オフィスを担当していますが、
だいたい2ヵ月に一度、私が新橋オフィスで個別面談を担当しています。
卵子提供の遺伝についてのコンサルテーションが必要な場合は、
私が担当です。
遺伝を考える時は、メンデルの法則が基本的な考え方です。
メンデルの法則は遺伝の仕組みを理解する助けになります。
メンデルの法則には、優性の法則、分離の法則、独立の法則の3つがあります。
遺伝子には優性のものと劣性のものがあります。
劣性遺伝子は、決して、「劣っている遺伝子」というわけではありません。
単純に、優性遺伝子は遺伝しやすく、劣性遺伝子は遺伝しにくい遺伝子です。
メンデルはエンドウで実験しました。
最初に「緑色のエンドウ豆」と「黄色いエンドウ豆」を交配しました。
その結果、全てのえんどう豆は緑色になりました。
図にすると以下のようになります。
緑色のエンドウ豆は優性です。 黄色いエンドウ豆は劣性です。
黄色より緑が美味しいから、緑が優性というわけではありません。
緑の方が遺伝しやすいのです。
そのため雑種第一代は、優性の形質のみしか現れません。
これを優性の法則と言います。
次に雑種第一代のエンドウ豆同士を交配しました。
どちらのエンドウ豆にも黄色い遺伝子情報が含まれています。
そのため、黄色いエンドウ豆が現れる可能性があります。
その確率は、「緑色;黄色=3:1」です。
これが分離の法則です。
ただ、エンドウ豆には丸いエンドウ豆からシワシワのエンドウ豆があります。
さやが緑のものと黄色いものもあります。
背が高いものもあれば、低いものもあります。
エンドウ豆だけでも、たくさんの特徴があります。
例えば、「緑色のエンドウ豆」と「丸いエンドウ豆」、「黄色いエンドウ豆」と「シワシワのエンドウ豆」を交配すると
「緑丸」:「緑シワ」:「黄丸」:「黄シワ」=9:3:3:1
の確率でそれぞれが出現します。
こうした2つ以上の異なった対立形質についての法則が独立の法則です。
人間の場合、黒い肌は優性遺伝子。 白い肌は劣性遺伝子
髪の色は、黒い毛は優性遺伝子。 金髪は劣性遺伝子
クセ毛は優性遺伝子。 直毛は劣性遺伝子
二重まぶたは優性遺伝子。 一重は劣性遺伝子
目の色は、黒い目が優勢遺伝子。 青い目が劣性遺伝子
丸い顔は優性遺伝子。 長い顔は劣性遺伝子など、人間にはたくさんの特徴があります。
独立の法則によって、その組み合わせは無限大です。
親と見た目が似てない子供がいるのも、遺伝の仕組みを知っていると納得できることもあります。
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